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目次
はじめに
2022シーズンもジャッジリプレイは継続されています。
本日は、2022年2月22日に配信された2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#01で放送された事例をまとめたいと思います。
今回のJリーグジャッジリプレイでは、昨シーズンで審判を勇退した家本さんがゲストとなっていますので、参考にして頂ければと思います。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#01の事例
- 2022 J1リーグ 第1節 G大阪 対 鹿島の事例
- 2022 J1リーグ 第1節 横浜FM 対 C大阪の事例
- 2022 J1リーグ 第1節 川崎F 対 FC東京の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第1節 G大阪 対 鹿島の事例
- 鹿島の鈴木選手のクロスがG大阪DFがクリアし、パトリック選手がボールを拾い、鈴木選手がパトリック選手に対して後ろからファール。
- これに対してパトリック選手が鈴木選手を押したところで主審のホイッスル。
- パトリック選手にはレッドカードが提示され退場となった。
- リプレーで見ると、パトリック選手の右足を鈴木選手が掴むような形になっており、パトリック選手が振り払うよう行為は行っていたが、肘は鈴木選手に当たっていなかった。
- VARの介入も無くレッドカードのままとなったが、この判定が妥当だったのか議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 最初見たときは報復行為に見えたが、スローで見ると肘が当たっているのかな?という感じに見えた。
- Twitterと同じ意見
- スローとかを見るとレッドカードでは無いのでは
【Twitterのコメント】
- 審判はオンフィールドレビューで確認してからの判定でも良かったんじゃないかと・・・パトリック選手の足を脇で挟んでいた鈴木優磨選手はカードの対象じゃないのか?だいぶ議論が出そうですが・・・
原さんの見解
【このシーンについて】
- レッドカードは厳しいと思う。
- 角度によっては当たっているように見えてしまったシーンもあるけれども実際にはそんなに当たっていないという気がする。
- 前のシーンとも重なってレッドに見えたのかもしれないけれども、このシーンだけ見るとレッドでは無いと思う。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 判断としては正直厳しいかなと
- パトリック選手がかわいそうだなと思ったし、鈴木選手に何も対処をしなかったという事に関しては、残念だった。
- 縦の位置で見ているので、すべての事実の情報を正しくキャッチできない位置にいる。主審からすると腕の動きはわかったと思う。
- ただし、腕の程度(どれくらい触ったか)はこの位置関係だと事実関係がわかりずらいと思う。
- 恐らく荒木主審は、選手の安全を脅かす行為が行われたと認識したのだと思う。
- 荒木主審が自分をもう少し客観的に(冷静に)判断することが出来れば、望ましい結論になったと思う。
事例2:J1リーグ 第1節 横浜FM 対 C大阪の事例
- 松原選手から水沼選手へのパスがこぼれ、こぼれ球をマルコスジュニオール選手が受けたところで転倒。
- C大阪の西尾選手のファールをとり横浜FMにPKが与えられた。
- リプレーを見ると西尾選手が先にボールに触っているようにも見え、C大阪の選手は激しく抗議を行う。
- この判定もVARの介入なく。PKの判定のままとなったが、判定が妥当だったのか議論。
平畠さんの見解
【この判定については】
- 何度か見ているうちに右足が気になって、PKかなとなった。
【Twitterのコメント】
- 西尾選手が与えたPKですが、納得はしてるんですが、あの時右足をどうしとけばPKにならなかったのでしょうか。先にボールがあたってたので、もったいなかったです。
原さんの見解
【プレイヤー目線でのコメント】
- 昔に浦和のコーチをやっていた時に、ブッフバルトという選手がいて、ああいうタックルが得意な選手がいた。
- ああいう場合は、必ず右足を畳んで囲わないようにするか、右足のアウトで足を出して、相手が倒れないようにしていた。
- タックルが深いけれどもボールか、ボールの前のコースに行って相手を挟むような事はしない
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 仮にボールに触れていたとしても反則
- 結果的に相手選手を巻き込むようになっているので、それは、フリーキックに該当するし、選手生命を脅かすようなファール。
- C大阪の選手が判定を受け入れられないのはわかるが、再開までに長い時間がかかったので、もう少し手短にどこかで線引きをしたほうがよかった
【ボールに先到達してもファールになる事について】
- ボールに行くという事と先に触れるという事は大事。
- その後、ボールと一緒に相手に行ってしまう、結果的に巻き込むというところが大きな怪我につながることになり、ダメージにつながることになる。
- ボールに行ったとしても反則になる事は理解していて欲しい
事例3:J1リーグ 第1節 川崎F 対 FC東京の事例
- FC東京のフリーキック。レアンドロ選手のキックに永井選手が合わせてFC東京のゴールかと思われたが、オフサイドの判定。
- リプレーで見ても際どいシーンで、チャナティップ選手の方が出ているようにも見える。
- Jリーグでは現状2Dラインでのオフサイド判定となるが、どのように判断されたのか。このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- わからない。
- 見ている時は微妙だなと思った。
- チャナティップ選手のポジションも気になったし、本当に微妙だと思う。
【Twitterコメント】
- どこがオフサイドのラインだろう?チャナティップ選手じゃなくて手前の選手がラインになるのかな?3D入っていたら違った結果になっていたかもしれない。うーん、イマイチわからないから
原さんの見解
【このシーンについて】
- 難しいけれども、ここだけ見たら少し出ているかなという事とたぶん永井選手はチャナティップ選手のラインを意識して出て行っていると思っている。
- 難しいけれども、アシスタントレフリーもちゃんと見ていたかなという感じはした。
- 3Dと2Dはあるけれども、Jリーグは今は3D出来ないので、これで判断するしかない。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 生で見たときには、いいんじゃないの?と思った。
- 家に帰って、映像で線を引いてみたら、永井選手の上半身がチャナティップ選手の地面についているお尻のところよりかは出ているかなと
- 副審の方が難しいのは、人間はカメレオンのように見ることはできない。
- ボールの蹴りどころを見ながらオフサイドラインを見なければならない。
- 目と意識を分散させながら見るのは、めちゃめちゃ難しい
- 山内副審は、素晴らしい判断を現場でされたと思う。
- こういう時はVARは違うアングルで蹴った瞬間の映像を止めて、オフサイドラインを引く。
- 永井選手がチャナティップ選手よりも斜めに少し出ていて、現場の判断はフォローできる映像が出てくるので、VARとしても現場の判断をフォローできたシーン。
まとめ
今回は、2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#01の内容についてまとめてみました。
2022シーズンの第1回目から濃い内容のジャッジリプレイだったと思います。
2022シーズンも判定については、色々と議論がありそうな感じがしました。
これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後もジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
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