Jリーグジャッジリプレー

今回は複雑で難しい事象の解説!:2021シーズンJリーグジャッジリプレー#28

はじめに

本日は、2021年9月28日に配信されたJリーグジャッジリプレー#28で放送された事例をまとめたいと思います。

今回事例2、事例3では、オフサイド、ハンド、PKに伴う反則等、複雑な事例の解説となっています。難しい内容ではありましたが、勉強になる内容でしたので、参考にして頂ければと思います。

今後もJリーグジャッジリプレーを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。

DAZNのJリーグジャッジリプレーとは

  • 毎週火曜日に更新
  • 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
  • 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
  • 今週もリモートでは無く、スタジオでの番組配信

 

2021年9月28日配信のJリーグジャッジリプレーでの事例

  • 2021 J1リーグ 第30節 横浜FC 対 横浜F・マリノスの事例
  • 2021 J2リーグ 第31節 松本山雅FC 対 ギラヴァンツ北九州の事例
  • 2021 J1リーグ 第30節 北海道コンサドーレ札幌 対 サンフレッチェ広島の事例

Jリーグジャッジリプレーの映像

 

事例1:J1リーグ 第30節 横浜FC 対 横浜F・マリノスの事例

  • マルコスジュニオール選手戦からのパスを前田選手がダイレクトでペナルティエリア内のレオセアラ選手へ、レオセアラ選手のシュートがバーに当たったところで主審のホイッスル。
  • レオセアラ選手と接触したブローダーセン選手のファールをとり横浜FMにPKを与え、ブローダーセン選手にイエローカードを提示
  • リプレーで確認するとブローダーセン選手はレオセアラ選手がシュートを打ったあとに当たっており、接触を避けることが出来なかったと思われる。
  • ファールでPKの判定は妥当だったのか。このシーンについて議論

平畠さんの見解

【このシーンについて】

  • PKは厳しんではないかと思う。
  • ああいうシーンでは出ていくし、相手をつぶそうとしている感じは無かったので、ある種アフターのファールに受け止められた。
  • ちょっとでもブローダーセン選手のボールが触れていたら判定が変わっていたのかなとか色々考えたが、ちょっと厳しいのではと思っている。

【Twitterコメント】

  • ブローダーセン選手のファールはなぜPKになったのでしょうか?GKの勢いが残っているのでしょうがないと思います。

原さんの見解

【このシーンについて】

  • PKだね。
  • あれがもしGKでは無くて、フィールドプレイヤーだとしたら、間違いなくPK。
  • ゴールキーパーだから手を使えるから手を使って上の方でボールを触ろうとしたと思うけどあのままぶつかってしまうという事は、レオセアラ選手の方が先に触っていて、勢いもわかっているから、キーパーじゃなかったら完全にラフプレーになると思う。
  • キーパーだろうがあのプレーのレオセアラ選手が先に触ったあとにぶつかってしまったらPKだと思う。

廣嶋さん(元国際審判員)の見解

【このシーンについて】

  • このケースは、コンタクトがどのように起こったかというので考え方が2つに変わってくると思う。
  • キーパーがFWの選手に対して遅れて一か八かで飛び込んで行って、FWの選手に飛びかかっていったと考えれば、PKと判断できる。
  • もう一つは、FWがループでシュートを打つという事を考えて出ていきながら最後、ループのシュートに対してとびかかっていった。
  • 両方が斜め外側の方に移動していくので、進行を止められず接触してしまったと捉えられて考えられればノーファールとなると思う。
  • 両方で意見が分かれるシーンであると思う。
  • 僕的にはノーファール。
  • キーパーはボールに対して手を伸ばしに行って、互いに斜めに行ったのでそのあと接触したと思っているので、サッカーの中ではあり得るかなと思った。

【これは明らかな間違いという事ではないためVARは介入できなかったか?】

  • VARは介入しないケース。
  • 見ているものは、VARも主審も変わらないと思うので、あとは主審がどういう判断を下すかになるので、VARは介入しないと思う。

 

事例2:J2リーグ 第31節 松本山雅FC 対 ギラヴァンツ北九州の事例

  • 新垣選手がペナルティエリア内でシュートを放ち、こぼれ球を前川選手が押し込んでネットを揺らすが、副審の旗が上がっており一旦はオフサイドと思われたが、ここで副審と主審が協議
  • 主審は、新垣選手のシュートをブロックした橋内選手のハンドを取りPKの判定を下す。
  • リプレーで見るとシュートは腕を後ろに回していた橋内選手に右肩に当たっておりハンドかどうかも微妙なうえ、ハンドを取ってPKを与えるのであれば、そのままゴールでも認めた方が北九州側の利益になるのではとも考えられる。
  • ハンドを取って、PKの判定は正しかったのか、このシーンについて議論

平畠さんの見解

【このシーンについて】

  • ノーマルのスピードの時は、なんのことなのかわからなかった。
  • オフサイドなのかなというところから入っていったが、良くわからなかった。

【オフサイドになるかについて】

  • シンプルに新垣選手がシュートを打った瞬間だと思うので、オフサイドでは無いのではないかと思っている。

【ハンドになるかについて】

  • 確かにケアしているように見えるので、シュートも速かったし前に山雅の選手もいたので、反応的には難しい反応かなという気はしていて、手で妨げようとはまるで見えない。ハンドでなくて良いのではと思う。

原さんの見解

【オフサイドになるかについて】

  • 新垣選手がシュートを打った瞬間はオフサイドでは無いけれども、松本の橋内選手が意図してクリアしようとしたかどうかがかかってきていると思う。
  • 橋内選手に当たった瞬間にあのプレーがクリアしたとしたのか、反応したのかが絡んでくると思う。

【ハンドになるかについて】

  • これはハンドではないかもね
  • 腕も後ろにしているし、当たっているのも肩のあたりで、腕では無いように見える。

廣嶋さん(元国際審判員)の見解

【オフサイドになるかについて】

  • ディフェンダーは、シュートのスピードもかなり速かったので、それに対して何とか体に触りたいという事で、体が動くのは選手としての反応と見るべきだと思っている。
  • 時間的な余裕が無くて、移動と言っても体を少し動かしただけなので、これはディフレクションと見るべき事象だと思っている。
  • オフサイドポジションにいたのであれば、オフサイドが成立する。

【オフサイドポジションだったかについて】

  • オフサイドでは無かったと思う。
  • オフサイドポジションにはいなかったと思う。

【判定の流れについて】

  • まずは、シュートが打たれた。そこで主審としては、ディフェンスの選手にボールが当たったので、そこに対してハンドがあったのか判断しなければならない。
  • その判断があって、FWの選手がそれを押し込んでいった。そのタイミングのところで、副審の旗が上がったので、どういう判断をして旗を上げたのかを確認したいと思った。
  • 副審がディフェンスが触れたのが意図的かディフレクションかという部分も含めて意図的と副審が判断していたのであれば、旗を上げないが、当たったことはディフレクションとして判断して上げたというふうに主審は思っているので、それを副審に確認したいと思われたと思う。
  • 確認しに行った結果として、副審は、シュートを打った時も、オフサイドポジッションにいたという答えだったので、最後に押し込んだ得点を認めることはできない。
  • その前にあった、ディフェンダーの手に当たっているのをハンドと判断してPKにするという判断をされたと思う。

【ハンドになるかについて】

  • 腕の位置という事であれば、腕を後ろに回して当たらないようにしているので、ハンドにするのは難しいと感じている。
  • シュートを打たれてから体をそっちの方に動かしている動きはあるので、腕に当たる可能性も含めて自分で体を持って行ったと判断すれば、ハンドという判断が全くないということは無いと思う。
  • ただ、私の判断としては、これをハンドとするのは厳しいなと思う。

 

事例3:J1リーグ 第30節 北海道コンサドーレ札幌 対 サンフレッチェ広島の事例

  • 藤井選手がドリブルで仕掛けさらにこぼれ球をドウグラス ヴィエイラ選手が競り、2人が転倒するがプレー続行。
  • タッチラインを割ったところで、VARが介入。
  • 主審は、VARと交信したあとオンフィールドレビューへ。藤井選手とドウグラス オリヴェイラ選手、ドウグラス ヴィエイラ選手と菅選手に接触があり、主審は菅選手のファールを取り広島にPKを与え、菅選手にイエローカードを提示
  • ただ、菅選手のファールの前に藤井選手に対するドウグラス ヴィエイラ選手のプレーもファールに見える。
  • このプレーはペナルティエリアの外だったため、その後のファールを取ることもなくPKにならなかったのではとの意見も寄せられている。
  • この判定は妥当だったのか、このシーンについて議論。

平畠さんの見解

【2つのシーンについて(ファールか)】

  • 普通の映像ではわからなかったが、スローで見ると菅選手のプレーはPK取られても仕方が無いかなという気はした。
  • その前のシーン、ドウグラス オリヴェイラ選手との接触は微妙だなという気がした。
  • 仮にファールだとしてもドウグラス ヴィエイラ選手にボールが渡っているので、アドバンテージ的な見方ができるのかなと思った。
  • 結果的には、PKの判定は妥当だったと思う。

原さんの見解

【2つのシーンについて(ファールか)】

  • PKで全く問題無いと思う。
  • ドウグラス オリヴェイラ選手がファールっぽいけれども、結局藤井選手がファールされているから、当然アドバンテージを取る。
  • 札幌がクリアしていたらファールを取ると思うけど、流したら菅選手がそこでファールをしたので、問題無いと思う。
  • 仮に藤井選手がファールをしていた場合は、無くなると思う。

廣嶋さん(元国際審判員)の見解

【2つのシーンについて(ファールか)】

  • 2人の説明の通り。
  • 藤井選手とドウグラス オリヴェイラ選手の接触については、その後広島のボールになっていることから、VARが介入したとしてもこの接触については問わない。
  • 次の接触がファールかどうかがPKかどうかという事なので、VARが介入するという事になる。
  • これが逆に、広島の選手がファールをしてボールを奪って、そのボールがペナルティエリアの中に入り、そこで、DFの選手のファールがあってPKという事になったら、APPが入り、その前のボールを奪ったときのファールに戻って罰するという形になる。

【広島の選手がファールだった場合】

  • 本来であれば、VARは介入しないが、その後のプレーによりVAR介入があり、APPによって、広島の選手がファールがあった場合は、APPによってファールを取ることは可能

 

まとめ

今回は、2021年9月28日に配信されたJリーグジャッジリプレー#28の事象についてまとめてみました。

今回の事例2、事例3は、複雑で難しい判定であることがわかりました。また、解説の内容もわかりやすかったので、理解は難しかったものの、判定については納得できたものだったと思います。

これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後も、ジャッジリプレーを拝見しながら勉強していきたいと思います。

最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。

参考:本日の用語について

ボールに触った守備競技者のプレー

  • ディフレクション(跳ね返り):オフサイドになる。
  • 意図的なプレー:オフサイドにならない。

APP:ATTACKING POSSESSION PHASE

  • 攻撃側チームがボールを保持し攻撃に移る局面
  • 得点、PKとなる、また決定的な得点の機会阻止の反則が起こる前に、VARが攻撃側の反則があったかどうかをレビューすることが可能な範囲

VARについて

下記ページに掲載しておりますので、参考にしてください。

関連記事:2021シーズンVAR導入内容について

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