はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
少し前になりますが、DAZNの公式Youtubeでデジっちが行く!柏レイソル編の動画が掲載されていました。
この動画を見ると雰囲気良い感じがするので、今シーズンの初勝利を早く見たくなる今日この頃です。
それでは本題。
2023シーズンもジャッジリプレイは継続。2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイの内容をまとめていきたいと思います。
本日は、2023年3月14日に配信された2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#4で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第4節の中から、3つの事例が紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、審判ゲストは、家本さん
- 今回はスペシャルゲストで佐藤 寿人さんと槙野 智章さんが出演
2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#4の事例
- 2023 J1リーグ 第4節 C大阪 対 鳥栖 49分 89分の事例
- 2023 J1リーグ 第4節 FC東京 対 横浜FC 72分の事例
- 2023 J1リーグ 第4節 G大阪 対 広島 90+2分の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第4節 C大阪 対 鳥栖 49分 89分の事例
【49分】
- 鳥栖の長沼選手がボールを奪われると毎熊選手にタックル。
- 主審はファウルを取りイエローカードを提示。
- リプレイで見ると長沼選手の右足が毎熊選手の左足に掛かっているように見える。
【89分】
- セレッソのチャンスの場面。カピシャーバ選手が抜きにかかったところで倒れてホイッスル。
- 主審は、長沼選手のファウルを取り長沼選手にイエローカードを提示。
- 長沼選手はイエローカード2枚で退場となった。
- リプレイで見ると長沼選手は、カピシャーバ選手に対して手を使って止めているように見えるが、イエローカードの判定は厳しいように感じる。
- 2枚のイエローカードの判定は妥当だったのかこの事象について議論
このシーンの総括
- イエローカードの提示は両方とも間違いでは無いと思う。(テクニカル上)
- ただし、フットボールとしてどう考えるか、レフリーとしてあるのかが望ましいかと言ったときにもう少し検討の余地があるシーンだと思う。
事例2:J1リーグ 第4節 FC東京 対 横浜FC 72分の事例
- FC東京のチャンスシーン。ボールを持った小泉選手が前方に出すとディエゴオリベイラ選手がペナルティエリア内で転倒。
- しかし、主審の笛は鳴らなかった。
- リプレイで見ると対応したンドカ ボニフェイス選手のスライディングはディエゴオリベイラ選手に接触していないようにも見える。
- VARチェックを行われたうえてノーファウルとなったが、判定は妥当だったのか
- このシーンについて議論。
このシーンの総括
- タックルによるファウル、シミュレーション両方無しとした現場の判断。プレイを続行させる判断でよかったのだと思う。
- VARは、PKかどうかの可能性を見た場合、コンタクト無し、影響のあるタックルとも言い切れないのでPKは無し
- シミュレーションかどうかについては、オンフィールドとは違う話になるので、VARはチェックコンプリートしたというところ。
- DOGSO(ファウルだった場合)かについては、ボールにチャレンジしているのでPKにはなるけれども退場にはならない。
事例3:J1リーグ 第4節 G大阪 対 広島 90+2分の事例
- ガンバが最終ラインからビルドアップ。東口選手のパスが中途半端となりこぼれ球が、ベン カリファ選手へ
- そこへ、ネタ ラヴィ選手がプレスをかけるがここでホイッスル。
- 主審は、ネタ ラヴィ選手のファウルを取り広島にPKを与える。
- リプレイで見るとベン カリファ選手の左足の裏が、ネタ ラヴィ選手の右足に先に接触しているようにも見え、ベン カリファ選手のファウルのようにも見える。
- VARの介入も無くネタ ラヴィ選手のファウルとなりPKとなったが、判定は妥当だったのか
- このシーンについて議論
Twitterの意見
- ネタ ラヴィ選手がシュートブロックに滑ったのをかわそうとして接触したシーンですが、これはファウル判定で妥当でしょうか?広島の選手の着地位置もおかしい【PKをもらいにいっている?むしろ足裏でネタ ラヴィ選手を踏んでる?】ですし、疑問が残ります。
このシーンの総括
- 先にネタ ラヴィ選手の右ひざがベン カリファ選手の左足にコンタクトしている。この時点でファウルが成立している。
- その後、払われた結果、足の裏が当たっている。
- この映像はファクトなので、コンタクトがあった、その結果踏んでしまったので、VARが現場のレフリーをフォローした。
- PKになっても仕方が無い
まとめ
今回は、2023シーズンJリーグジャッジリプレイ#4の内容についてまとめてみました。
今節は、SPAの適用要件についての解説がありました。いままでSPAの意味については解説がありましたが、適用要件について細かく解説がありませんでしたので、よりSPAの理解が深まったように感じました。
判定については、色々な意見はあるものの、桑原さんが最後に「サッカーにかかわる皆様へのリスペクトはお忘れなく」とコメントしているように、リスペクトは忘れないように、今後もコメントしていきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
本日の用語
直接フリーキックとなる反則
- 「不用意」「無謀」「過剰な力」だと「主審が判断」するもの【7項目】
- 「程度にかかわらず」行為をした時点で反則となる【5項目】
SPAとは?
- STOPPING A PROMISING ATTACKの略
- 相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止する事
SPAの適用要件
- 大きなプレースペースがある
- ゴール方向にむかっているか
- ゴールとの距離が近い
- 双方の人数・位置関係
反スポーツ的行為に対する警告
- 負傷を装う
- または、ファウルをされたふりをして主審を騙そうとする(シミュレーション)
Initiate
- 自ら接触を起こし、ファウルを誘発させるような行為あるいは、接触が起きる原因を意図的に作る行為
関連記事:2023シーズンJリーグ選手名鑑(エル・ゴラッソ特別編集)を購入しました。