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目次
はじめに
Jリーグも再開となり、DAZNで放送しているJリーグジャッジリプレイも再開となりました。
今回も少し遅くなりましたが、2020年7月14日配信のジャッジリプレイで放送された事例をまとめて見たいと思います。
今回の、ジャッジリプレイには、川崎フロンターレ 対 柏レイソル戦で呉屋選手が守田選手に倒されたシーンについても議論されておりますので、参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年7月14日放送のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第4節 川崎フロンターレ 対 柏レイソルでの事例
- 2020 J2リーグ第4節 アルビレックス新潟 対 松本山雅FCの事例
- 2020 J1リーグ第4節 横浜F・マリノス 対 FC東京での2事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:2020 J1リーグ第4節 川崎フロンターレ 対 柏レイソル戦での事例
- 守田選手が呉屋選手を倒したシーン。実際には、イエローカードが提示された。
- 状況としては、呉屋選手の前にはキーパーしかいなかったので、DOGSOでレッドカードが正しい判定ではないか
- 今回の議論のポイントは、イエローカードが正しかったのか
平畠さんの見解
- チョンソンリョン選手が近くにいたので、相手選手の位置がDOGSOの要件から外れイエローカードが出されたのではという見解
原さんの見解
- DOGSOとの見解。
- 呉屋選手が倒れなければ、シュートを打てる体制になっていたと思われる。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの方)の見解
- DOGSOの見解。
- ペナルティエリアの外でプッシングの反則。
- 4要件を満たしているのでDOGSO対象。
- ゴールキーパーの位置は引っかかった。実際の主審もそこが引っ掛かったのためイエローカードにしたのだと思う。
事例2:2020 J2リーグ第4節 アルビレックス新潟 対 松本山雅FCの事例
- 松本山雅の阪野選手が新潟の新井選手と接触して倒れたシーン。実際はノーファールの判定
- 今回の議論のポイントは、ノーファールが正しかったのか
- ファールだ立った場合DOGSOになるのか
平畠さんの見解
- ファールの判定であれば十分DOGSOの判定になりえる状況との見解
- PKの判定でも仕方がないと思う。
原さんの見解
- DOGSOの見解
- もし仮に足とボールが同時に触っているのであれば、PKでイエローカードになってもしょうがないと思う。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの方)の見解
- ファールであればDOGSOの見解
- ただしペナルティエリア内での反則になるため、レッドカードから1段下がってイエローカードの判定
- ノーマルのスピードでみるとほとんどわからないような状態
- 一つ一つコマ送りにしてみるとボールにプレーしようとしている足と相手への接触のタイミングはほぼ同時か先に足が触ったかぐらいの本当に微妙状況
- レフリーはボールにプレーしたジェスチャーをしているので、ボールに先に触れたと判断したと思われる
- 映像を見る限りでは、ファールであったと思われる。
事例3:J1リーグ第4節 横浜F・マリノス 対 FC東京での事例(1)
- 横浜F・マリノスのGK梶川選手がディエゴオリベイラ選手を倒したプレー。
- 実際にはイエローカードが提示されたが、DOGSOでレッドカードが正しい判定ではないか
- 今回の議論のポイントは、イエローカードの判定が正しかったのか
平畠さんの見解
- DOGOSOの4要件は満たしきれていないという見解
- コントロールが離れている部分とゴールカバーにマリノスの選手が何人かいると考えられる。
- 見た瞬間はレッドカードとは思った。
原さんの見解
- DOGSOに当てはまりレッドカードであるとの見解
- トラップは少し大きいが、GKが出てきているので、他の選手がカバーに入るとしてもキーパーがいない(手が使える人がいない)のは結構重い
- このファールが仮にディフェンスの選手でゴールキーパーが残っていたとしてもDOGSOになると思う。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの方)の見解
- DOGSOでレッドカードの見解
- 4要件に当てはまるかという点で悩むとすれば、ボールコントロールの部分か他の選手がカバーに入れるという状況
- ゴールキーパーが出てきているという事は、ゴールは無人であると考えられる。
- カバーに入った選手は、体、足しか使用できないので、守るのは難しい
- 一番大事なのは、ファールした瞬間になる。
- ファールの瞬間は、ボールは浮いているが十分にコントロールできると考えられる。
事例4:J1リーグ第4節 横浜F・マリノス 対 FC東京での事例(2)
- 横浜F・マリノスのチアゴマルチンス選手が田川選手を倒したプレー。
- 実際にはPKの判定。このファールはDOGSOではないか
- チアゴ マルチンス選手には、イエローカードもレッドカードも提示されなかった
- 今回の議論のポイントは、三重罰の判定も含めて議論
平畠さんの見解
- DOGOSOのであるとの見解
- 3重罰のところは理解できていないが、カードは出てもよいのではないかとの見解
原さんの見解
- 横浜F・マリノスの小池選手がいたので、4要件は満たしていないとの見解
- ただPKだとは思う
- イエローカードが出ても問題ないとの見解
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの方)の見解
- ファールの判定は正しい。
- ファールの質は、不用意ではなく無謀なファールではなかった。
- 小池選手がすぐ横にいるので、守備側競技者の位置が当てはまらないのでDOGSOでは無くSPA
- SPAのため、1段下がってノーカードと主審は判断したと思われる。
参考)三重罰のポイント
- 三重罰とは、PK、DOGSOによる退場、次節出場停止の3つが重なること
- DOGSOの状況がペナルティエリア内で起きて、ボールにプレーしようとしているのであれば、レッドカードではなくて一段下がってイエローカードにする。
- ただし、ホールディング、プッシング等腕を使った反則の場合は、三重罰の対象になる。
まとめ
今回は、2020年7月14日にDAZNで放送されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
倒れながらもゴールを決められる選手になって欲しいというコメントから、原さんは、呉屋選手にかなり期待していることがわかりました。
DOGSOについては、こちらでもまとめていますので、参考にしていただければと思います。
DOGSO(決定的な得点の機会の阻止)についてDOGSO(決定的な得点の機会の阻止)について感想をまとめています。柏レイソルとともに10年が過ぎました。これからも変わらず柏レイソルを応援していくブログです。...
今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
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