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目次
はじめに
いよいよ明日は仙台戦となりますが本日は、Jリーグジャッジリプレイの内容をまとめたいと思います。
Jリーグの優勝も決まりましたが、まだまだジャッジプレーの記事は約1ヵ月遅れでの掲載となります。少しでも追いつけるように、今後も少しずつ更新していきたいと思います。
今回は、2020年11月3日配信のJリーグジャッジリプレイ#24で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年11月3日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第32節 サンフレッチェ広島 対 横浜F・マリノスの事例
- 2020 J1リーグ第25節 川崎フロンターレ 対 FC東京の事例
- 2020 J2リーグ第30節 アルビレックス新潟 対 東京ヴェルティの事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第32節 サンフレッチェ広島 対 横浜F・マリノスの事例
- 広島のフリーキックの場面。浅野選手のフリーキックにチアゴ マルチンス選手がヘディングでクリアしようとしたところオウンゴールとなった場面
- しかし、副審がオフサイドの判定をしていたため横浜F・マリノスの選手が猛抗議
- リプレーで確認すると確かにレアンドロ ペレイラ選手がオフサイドポジションにいたが結局主審はオウンゴールを認めた。
- 今回は、レアンドロ ペレイラ選手がプレーに影響を与えていたかか議論
平畠さんの見解
- ゴールで良いのではとの見解
- 確かにオフサイドポジションにいるが、オフサイドポジションにいた選手が守備者に影響を与えたようには見えなかった。
- 副審のかたは上げてしまうと思う。その後、主審の方も説明していたので、ゴールで良いのでは
原さんの見解
- 横浜F・マリノスの選手はペナルティエリアのラインを基準に、このラインから下げないように守備をしている。
- レアンドロ ペレイラ選手が出ているのがわかっている。ただボールは前に来て例えばペレイラ選手がチアゴ選手を邪魔しているようには見えない
- これはゴールを認めるべきだと思う。
- ただ、どっちにしても気持ちはわかる
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- ゴールを認めて良かったとの見解
- インパクトがあるかというところについては、後ろの選手が前に出たり近くで触ったり、コースを妨害したりという事をしていない中でのオウンゴールだったという事でインパクトはないと考える。
- オフサイドの選手を通過してディフェンスの選手にボールが来た場合は、インパクトを与えたことになるが、今回は後ろにいて、いることはわかっているがそれでインパクトを与えたという事にはならない
事例2:J1リーグ第25節 川崎フロンターレ 対 FC東京の事例
- 川崎の守田選手の浮き球のパスにレアンドロ ダミアン選手が走り込み倒れたところでホイッスルが鳴った場面
- ペナルティエリア内で渡辺選手のファールがあったとして川崎にPKが与えられた。
- ただ、このシーンについてはファールを取るほどのプレーであったのかという意見に加えて、リプレーで見ると渡辺選手の手はレアンドロ ダミアン選手がペナルティエリアに入る前に放しているように見える。
- ファールだったとしてもペナルティエリアの外だったのではという意見も寄せられている。
- はたしてPKの判定がただしかったのか議論
平畠さんの見解
- 微妙としかいいようがないとのコメント
- ペナルティエリアの外だった場合、笛を吹くのかなという気もしている。
原さんの見解
- 判定が厳しいのではないかなとの見解
- 普通現場の感覚でいうと確かに渡辺選手が引っ張っているように見える。ただ普通あのくらいの微妙なところだと取ったとしてもフリーキックでちょうどラインの外で取る印象がある
- 主審はいいところで見ていたのかもしれないけれど、フリーキックになるのではと思った。
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- レフリーは良く見えていたとただ、この映像からはわからないのでわからない時はレフリーの判定を尊重するとの見解
- DOGSOでは無いので、判スポーツ的行為によりイエローカード
事例3:J2リーグ第30節 アルビレックス新潟 対 東京ヴェルティの事例
- 新潟のコーナーキックの場面
- 島田選手が蹴ったボールにファーで田上選手が折り返し最後は本間選手が合わせたシーン
- リプレーで確認するとヴェルディの山下選手が2回ハンドをしているように見え、得点機会の阻止でレッドカードを提示するべきだったのではという意見が寄せられている。
- 今回はこのシーンについて議論
平畠さんの見解
- イエローカードを出しておくのが正しいかはわからないが、出しておくべきだったのでは、との見解
- ゴールが決まったのでカードが出なかったように思えるが、注意を与えるためにもイエローカードを出したほうがよいのでは
原さんの見解
- ゴールに入ったのでお咎め無しと言うよりはイエローカードを出して良いのではとの見解
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- ルール上はノーカードの判定が正しいとの見解
- 得点になった場合は、反スポーツ的行為でイエローカードを出す
まとめ
今回は、2020年11月3日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
事例3でのハンドとサッカーの精神についての会話は非常に楽しい内容でしたので、是非皆さんにも見ていただければと思いました。
手を出す行為がサッカーの精神に反するという考え方と、判定はそのあとの結果によって変わるという考え方。
どちらが正しいという事は無いのかもしれませんが、現状のルールでは後者の判定はそのあとの結果によって変わるという考え方のようです。
普段サッカーを見ていると精神論的な議論とルール上の議論で意見が分かれることがありますが、その議論もサッカーなのかもしれません。
今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:本日の用語について
インパクトに基づくオフサイドの判定
インパクトを与えたと判断する4つの項目
- 攻撃側の選手がオフサイドポジションにいる。
- オフサイドポジションの選手が影響を与えた相手競技者の近くにいる。
- オフサイドポジションの選手がボールにプレーしようとしている(あるいは避ける動きをする)
- ボールがオフサイドポジションにいる選手の近くを通過する。
第12条 ファウルと不正行為 退場となる反則
- ハンドの反則を犯し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する。
DOGSO
下記記事を参考にして下さい。
DOGSO(決定的な得点の機会の阻止)についてDOGSO(決定的な得点の機会の阻止)について感想をまとめています。柏レイソルとともに10年が過ぎました。これからも変わらず柏レイソルを応援していくブログです。...
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