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目次
はじめに
本日はJリーグジャッジリプレイの内容をまとめたいと思います。
柏レイソルからのお知らせもお休みと予想していましたが意外にお知らせも多く、Jリーグジャッジプレーの記事もまだ追いつけていません。
ただ、柏レイソルが11月21日の試合から再開できるのはうれしい限りです。
今回は、2020年10月20日配信のJリーグジャッジリプレイ#22で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年10月20日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第22節 ガンバ大阪 対 横浜F・マリノスの事例
- 2020 J1リーグ第22節 柏レイソル 対 浦和レッズの事例
- 2020 J1リーグ第23節 横浜FC 対 FC東京の事例
- 2020 J1リーグ第23節 サンフレッチェ広島 対 ヴィッセル神戸の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第22節 ガンバ大阪 対 横浜F・マリノスの事例
- 井手口選手のロングパスに宇佐美選手がペナルティエリア内でキーパーの梶川選手に倒された場面
- リプレーを見ると梶川選手はボールへのチャレンジでは無く、宇佐美選手の体を止めに行っているように見えるがカードが出されなかった。
- 今回はノーカードの判定が正しかったのか議論
平畠さんの見解
- 梶川選手はボールにチャレンジしてたというチャレンジであればカードでなくてもよいと思います。体に行っていたというのであればカードが出るのではとの見解
原さんの見解
- 主審はボールにプレーしようとしたと見たのではとの見解
- イエローが出なくても支持できるかなと思う。
- DOGSOの4要件は当てはまっていなくあってもSPAだと思う。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- イエローカードを出すべきだったとの見解
- なんのファールだったかが大事。手はかかっていると同時にトリップもしている。足のトリップと見た。足のトリップの方をより考えると思う。
- 同時だったらプレーをしたということで足の方の判定にしましょうと言っている
- DOGSOの4要件を満たしていると思うので1段下がってイエローカード
- 4要件の中で、ボールの方向とかコントロールが満たしていないという意見があれば1段下がってノーカードになるので、その意見もわかる。
事例2:J1リーグ第22節 柏レイソル 対 浦和レッズの事例
- 浦和レッズのコーナーキック。マルティノス選手の蹴ったボールがこぼれてポストの跳ね返りを汰木選手がシュート。最後は興梠選手がゴールに押し込んだ場面
- この判定に柏レイソルの選手は抗議。ポストの跳ね返りを狙った汰木選手はオフサイドではないか、興梠選手のゴールはハンドでは無いか
- 最終的には主審と副審が議論した結果、ゴールは認めれた。
- 今回はゴールの判定が正しかったのか議論
関連記事:試合のペースを掴めず!:2020 J1リーグ第22節 柏レイソル 対 浦和レッズ 試合結果
試合のペースを掴めず!:2020 J1リーグ第22節 柏レイソル 対 浦和レッズ 試合結果試合結果
柏レイソル
浦和レッズ
1
前半
0
0
後半
1
1
合計
1...
平畠さんの見解
- この映像を見るとハンドを取られても仕方がないとの見解
- 肩のような気がするが、すこし手が離れているのでハンドに見えます
原さんの見解
- これはわからないとの見解
- 肩のような気もするし、ただ、当たっているところは肩の部分だと思う。
- 先ほどのオフサイドと重なるとこれはノーゴールというのが多くの人の意見であると感じた。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- オフサイドで間違いないとの見解
- 肩と腕のつけ根をどうするか問題があり、ハンドにしないと決まった。
- ハンドの反則では無くて良いのではと思った。、疑わしければ罰せずというのがあるので、これで良いのではと思った。
事例3:J1リーグ第23節 横浜FC 対 FC東京の事例
- FC東京のこーなキック。三田選手が蹴ったボールがこぼれて、ディエゴオリベイラ選手がシュートした場面
- 強烈なシュートは瀬古選手がブロックしたが、FC東京の選手はハンドをアピール
- リプレーで確認すると瀬古選手が胸の前で組んだ手に当たっているように見えるがハンドにはならなかった。
- 今回はこのプレーについて議論
平畠さんの見解
- 主審の方も説明されていたが、気になるとの見解
原さんの見解
- 踏ん張って当たったという見解
- 意図的に手に当たったわけでは無いので、守るための手でOKではないかとの見解
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- ハンドの反則では無いとの見解
- 手が体に密着しているので、大丈夫。ボールが来た時に弾く動きがあった場合は、ハンドになるが、密着してやり過ごしているのでハンドの反則では無いと考える
- 体に密着していて、その後の予備同様も無いということが大事。
事例4:J1リーグ第23節 サンフレッチェ広島 対 ヴィッセル神戸の事例
- 古橋選手がドリブルからクロスを入れた場面
- クロスのボールがペナルティエリア内にいた東選手の手にあたり、古橋選手はハンドをアピール
- リプレーで確認すると確かに手に当たっているがハンドの判定にはならなかった。
- 今回はこのプレーについて議論
平畠さんの見解
- 普通に考えたらハンドだと思ったが、ハンドのルールをたどっていくとハンドでは無いのかなとの見解
- 気持ちとしてはハンドでしょとはなる。
原さんの見解
- 今のルールでいうと取らなくてよいとの判定になるのではとの見解
- 東選手はフェイントをかけられて、やっと動いた感じなので、今のルールだとノーハンドで正しいとの見解
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- 逆に今のルールだとハンドにせざるを得ないとの見解
- 心情的にはハンドではないが、ハンドにせざるを得ないとの見解
- ハンドだとすると、競技規則の不自然に大きくしているが当てはまる。左手がスペースを消そうとしている手に見えなくない。
- 2人の間には3メートルの距離があり長いと取るか短いと取るか、センターリングがあげられることが予測されてそこに手を題しているのであれば、ハンドだろうと考える。
- 自然の動きであって、これを避けるためにはどのようなプレーがあるかを考えると後ろに手を組むしかない。これは逆に不自然だと思う。
- ハンドにしたくないけどハンドではないか
- 距離とプラスして予測外のプレーではないと思う。
まとめ
今回は、2020年10月20日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
ハンドの事例が多い回となりましたが、ハンドの判定については、選手と審判の方の見解が違ってきます。
これは今後も議論が繰り返される議題なのだと思います。今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:DOGSO
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
DOGSO(決定的な得点の機会の阻止)についてDOGSO(決定的な得点の機会の阻止)について感想をまとめています。柏レイソルとともに10年が過ぎました。これからも変わらず柏レイソルを応援していくブログです。...
参考:SPA(スパ)
- STOPPING A PROMISING ATTACKの略
- 相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止する事
三重罰のポイント
- 三重罰とは、PK、DOGSOによる退場、次節出場停止の3つが重なること
- DOGSOの状況がペナルティエリア内で起きて、ボールにプレーしようとしているのであれば、レッドカードではなくて一段下がってイエローカードにする。
- ただし、ホールディング、プッシング等腕を使った反則の場合は、三重罰の対象になる。
参考:ハンドと判定される位置
- ハンドと判定される位置については、ピッチに設置している接地面の足がどこかでは無く、ボールをプレーした部位の位置がどこであるかという事。
- ペナルティエリアのライン上であってもペナルティエリアの中であると判定される。
参考:ハンドの競技規則
第12条 ファウルと不正行為 ボールを手または腕で扱う【抜粋】
- 手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れる。
- 競技者の手や腕が方の位置以上のたかさにある。(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)
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