はじめに
4月8日に、YoutubeのJリーグ公式チャンネルからJリーグTVが配信されました。
内容としては、「新型コロナウィルスについて選手がどのような対応をしているか」という事で、Jリーグから各クラブに対して、提示しているプロトコル(手順書)についての内容でした。
そのプロトコル(手順書)の内容が、非常にきちんと整理されている内容でしたので、今回紹介したいと思います。
あくまで一例となりますが、自分自身が感染した時にどのようにしたらよいかを改めて考えてみてはいかがでしょうか
JリーグTVとは
皆さんご存じかと思いますが、念のため掲載しておきます。
- Jリーグ副理事長の原 博実さんがお届けするJリーグの情報番組
- Jリーグ全試合のハイライトや、次節の試合の見どころ、初心者向けJリーグの楽しみ方、質問コーナー等、Jリーグをもっと好きになるコンテンツを配信
- YoutubeのJリーグ公式チャンネルにて配信
4月8日JリーグTVの内容
新型コロナウィルスについて選手がどのような対応をしているか
Jリーグから各クラブに対して、プロトコル(手順書)をまとめて共有している。
プロトコル(手順書)の内容
1.毎日やっていること(健康チェックと行動記録)
- 体温測定:起床直後・就寝前など決まった時間での体温記録
- 問診表チェック:倦怠感、咳、咽頭痛、食欲低下の有無、睡眠時間など
- 行動記録:食事や出向いた場所・同行者などの記録
- その他、基本的な予防策(人ごみを避ける、手指衛生、マスク着用)
2.専門家チーム・地域アドバイザーの存在
日本野球機構(NPB)とJリーグによる「新型コロナウィルス対策連絡会議」では、専門家チームと地域アドバイザーを全国に計8人設置し、専門的見地から助言いただけるようにしている。
3.Jリーグへの報告について
下記4項目に該当する事象がクラブに起きたときは、直ちにJリーグに報告するようにしている。専門家チーム・地域アドバイザーと情報共有し、助言を頂ける準備をする。
- 自主隔離(発熱2日連続など)
- PCR検査を予定している
- PCR検査で陽性判定を受けた
- 濃厚接触者指定を受けた、または疑わしい
- 報告対象者は以下の通り
- トップチーム・アカデミーチーム:選手、チームスタッフ、及び家族・同居人
- スクール:スクール生、普及コーチ、及び家族・同居人
- フロントスタッフ、及び家族・同居人
- スタジアムやトレーニング施設の職員、チームバスの運転手
4.発熱など風邪症状のとき
- 37.5度を超える熱が2日間続いたときは自主的に隔離し、Jリーグに連絡。
- 3日目に熱が引いて対象が戻った場合、2日間の経過観察の後、チームドクターに相談のうえ、チームに復帰。
- 発熱が4日以上続いた場合は、帰国者・接触者相談戦センターに相談
5.陽性判定となった場合のメディア対応
- 速やかに事実を公表
- 実名は原則公表しない
【考え方】
- 日々の行動記録を残すことで、保健所による濃厚接触者調査に、十分協力できる
- 本人、及び家族のプライバシーを守る
- 但し本人に公表する意思がある場合、これを尊重する(公表してよい)
参考:Jリーグの観戦要望のためにできること。
まとめ
今回は、4月8日配信のJリーグTVの内容をまとめてみました。
プロトコル(手順書)は、本当にわかりやすく、明確になっていると思います。
冒頭でも記載いたしましたが、自分自身が感染した時にどのようにしたらよいかを改めて考えてみてはいかがでしょうか
まだまだ、長い戦いは続くことになると思いますが、自分自身出来ることをしながら、Jリーグ再開を待ちたいと思います。
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