はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日は各地でJリーグが行われていましたが、その中でも少しうれしいニュースがありました。
宮市選手が右膝前十字じん帯断裂のケガから復帰し、ホームでのリーグ戦は昨年7月6日・広島戦以来の出場となったようです。
大きな怪我からの復帰。横浜F・マリノスファンではありませんが、この復帰は嬉しくなる復帰だったなと思った今日この頃です。
それでは本題。
2023シーズンもジャッジリプレイは継続。2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイの内容をまとめていきたいと思います。
本日は、2023年5月23日に配信された2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#13で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第14節、J2リーグ第17節の中から、4つの事例が紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、審判ゲストは、家本さん
- 今回はスペシャルゲストで鄭大世さん、大久保嘉人さんが出演
2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#13の事例
- 2023 J1リーグ 第14節 鹿島 対 FC東京 25分の事例
- 2023 J1リーグ 第14節 G大阪 対 横浜FM 56分の事例
- 2023 J1リーグ 第14節 名古屋 対 広島 35分の事例
- 2023 J2リーグ 第17節 山口 対 東京V 22分の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第14節 鹿島 対 FC東京 25分の事例
- 阿部選手がクロスを上げたところで、ディエゴオリベイラ選手が倒れてホイッスル。
- 主審は関川選手のファウルを取りFC東京にPKを与える。
- リプレイで見ると世紀川選手がディエゴオリベイラ選手を押したように見えるが、倒れたタイミングはその行為とはずれていて不自然にも感じる。
- VARチェックが行われたうえで判定は変わらず関川選手のファウルでFC東京のPKとなったが、この判定は妥当だったのか
- このシーンについて議論
Twitterによるアンケート結果
- ファウルでPK:30%
- ノーファウル:43%
- ノーファウル&シミュレーションで攻撃側に警告:27%
Twitterによる意見(PKの方の意見)
- ルールブック上の「不用意」なプレーで相手にチャレンジしてしまったケースで、力の大小は関係ないので、これはファウルだと思う。シミュレーションではない。0を1のように見せるのがシミュレーションであって、これは1を100に見せたパターン。1であった以上は、残念ながらファウル。
Twitterによる意見(ノーファウルの方の意見)
- 確かに押してますけど、両手を広げて大げさに倒れているのでノーファウル&シミュレーションかなと思うのですが国際舞台ではこれでPKになる可能性は十分にあると思うので(去年のW杯では軽い接触でもPKになっていた事案が多かった)特にPA内での手の使い方は気を付けてほしいです
このシーンの総括
- 主審の判断はわかるが、ノーファウルと判定したほうがフットボールとしては良かったのではと思う。
- VARは、主審が良いポジションで見ているしファウルとコメントしているのであれば入らない。
事例2:J1リーグ 第14節 G大阪 対 横浜FM 56分の事例
- ジェバリ選手がドリブルで持ち込み中へクロス。
- これがエドゥアルド選手にブロックされコーナーキックとなるがガンバの選手はハンドをアピール。
- リプレイで見るとジェバリ選手のクロスはジェバリ選手の脇腹あたりに当たってから左腕に当たっているように見える。
- 結局VARチェックが行われたうえで判定は変わらずノーハンドのままとなったが、この判定は妥当だったのか
- このシーンについて議論
Twitterの意見
- ジェバリ選手からのクロスをエドゥアルド選手が防いだシーン。VARでノーハンドとなりました。これは前節の浦和戦でハンドとされた事象と何がどう違うのでしょう。試合の流れを大きく左右するものだったと思うので正直かなりきつかったです。
このシーンの総括
- 一番良いのは、出来るだけ早く日本サッカー協会の審判委員会が見解を出すのが良いと思う。
- 違いは無いが可能性の一つとして、前科の浦和戦では、主審が手に当たったことがわかっていなかった。
- 今回は手に当たったことがわかっていて、ハンドでは無いと判断したのであれば、ハッキリとした明白な間違いとは言えないので、リコメンドしなかったの違いだと思う。
事例3:J1リーグ 第14節 名古屋 対 広島 35分の事例
- 塩谷選手のロングフィードに走りこんだドウグラス ヴィエイラ選手が倒れたところでホイッスル。
- 主審は中谷選手のファウルを取りイエローカードを提示するがドウグラス ヴィエイラ選手が猛抗議
- リプレイで見ると中谷選手のファウルは、DOGSOのようにも見えレッドカードの可能性もあるように見える。
- 結局VARの介入も無くイエローカードのままとなったが、判定は妥当だったのか
- このシーンについて議論
このシーンの総括
- DOGSOでは無い。
- ドウグラス ヴィエイラ選手が主審に対してアタックにいった行為はヨーロッパであれば、100%退場となる行為。(子供たちに真似してほしくない行為)
事例4:J2リーグ 第17節 山口 対 東京V 22分の事例
- スローインを受けた前選手が寺門選手に渡すが、蹴ろうとしたところでスリップ。相手に奪われシュートされると手を使ってブロック。
- ヴェルディ側はハンドをアピールするが、そのままプレイが続けられボールがタッチラインを割ったところで試合が止められた。
- リプレイで見ると寺門選手が手を使った場所はペナルティエリアの外だった。
- 主審は、副審2と協議したうえで、さらに副審1と第4の審判員とも協議しハンドの反則をとり、寺門選手にレッドカードを提示。
- 寺門選手を一発退場とした。
- このシーンについて議論
このシーンの総括
- 結論からするとレッドカードの判定は妥当。
- ただ、プロセスは議論されるもの(プレイを即座に止めて欲しかったところはある)
- 難しいながらもナイスジャッジに入っても良いと思う。
まとめ
今回は、2023シーズンJリーグジャッジリプレイ#13の内容についてまとめてみました。
個人的には、事例2のシーンはハンドであってほしかったと思います。ハンドであるほうが多くの方が納得感を得られたように思いました。
判定については、色々な意見はあるものの、桑原さんが最後に「サッカーにかかわる皆様へのリスペクトはお忘れなく」とコメントしているように、リスペクトは忘れないように、今後もコメントしていきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
本日の用語
SPAとは?
- STOPPING A PROMISING ATTACKの略
- 相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止する事
DOGSOとは?
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
ゴールキーパーによるハンドの反則
- ボールと手の接点がペナルティエリアの外側であること(ライン上はエリアの内側)
関連記事:2023シーズンJリーグ選手名鑑(エル・ゴラッソ特別編集)を購入しました。