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目次
はじめに
2022シーズンもジャッジリプレイは継続。
本日は、2022年3月1日に配信された2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#02で放送された事例をまとめたいと思います。
今回のJリーグジャッジリプレイでは、ホーム開幕戦の柏レイソル 対 横浜F・マリノスの事象についても紹介していますので、参考にして頂ければと思います。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#02の事例
- 2022 J1リーグ 第9節 浦和 対 神戸の事例
- 2022 J1リーグ 第2節 柏 対 横浜FMの事例
- 2022 J1リーグ 第2節 磐田 対 清水の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第9節 浦和 対 神戸の事例
- 神戸の郷家選手がペナルティエリア内で武藤選手にパス。
- 武藤選手がボールを受けるところで岩波選手と接触し倒れるが、主審の笛はならず。
- クリアボールを西川選手がキャッチしたところで試合がストップ。
- リプレーで見ると武藤選手の右足を岩波選手が踏んでいることが確認できるがVARの介入なく判定はノーファールとなった。
- この判定が妥当だったのか議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 中央から見た映像ではわからなかったが、いろんな角度の映像を見るとPKかなという気がした。
- オンフィールドレビューを見て判断してもらった方が良かったかなという気がした。
原さんの見解
【このシーンについて】
- 完全にペナルティだと思う。
- 武藤選手がトラップしシュートを打つための立ち足をそのまま蹴ってしまっている。
- イエローかどうかはボールに行っているので、イエローに近いと思う
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 100%ファール
- ダメージをどう考えるかという事になるが、個人的には、桑原さんの位置近く(いえぽんボード)
- 仮にボールに行っているとダメージでは無く状況という事になるとイエローカードは無くなる。
- ラフチャレンジと取る方は、イエローカードよりになると思う。
- 主審がフットボールコンタクトであるという情報を発信していたのであれば、VAR側が助言をすることを抑える可能性はある
- 軸足をついていてキックモーションに入っており、ブロックという事はありえないので、岩波選手の行為が不用意だったと思うので、VARが入るシーンだったと思う。
4名のいえぽんボード図
いえぽんボード図
事例2:J1リーグ 第2節 柏 対 横浜FMの事例
- 柏レイソルのカウンター。
- 細谷選手が走りこむと岩田選手と接触してホイッスル。
- 主審は岩田選手のファールを取りイエローカードを提示。
- ここでVARが介入。オンフィールドレビューの結果、判定は、DOGSOでレッドカードに変更された。
- DOGSOの判定は妥当だったのか議論。
平畠さんの見解
【DOGSOかについて】
- ファールかなという気はする。手の印象が悪かったという気はする。
- 抜け切る手前という気はする。細谷選手の体が前に出ていたところでファールとなっていたらなので、すごく微妙な気がする。
【Twitterコメント】
- ①あの位置でDOGSOが成立するのか?(後ろからエドゥアルド選手も追いかけてきていたことも含め)②主審は最初何をみてイエローを出し、VARは何を指摘して映像を確認させレッドになったのか?
原さんの見解
【この判定について】
- 4要件のボールをコントロールできているかという点に焦点が当たると思う。
- 明らかに細谷選手がコントロールできているかというと、まだわからない状況という気がする。
- 最初の佐藤主審の判断でよかったという気がする。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- もう少し体を当てにいっているというのがあれば、フットボールコンタクトという印象が強いが、手の印象が強いので、フリーキックだろうと
- SPAかDOGSOというとカバーできる選手がいないので、数と位置はクリア
- ゴールとの距離は、近くは無いけれどもノーカバーなのでクリア
- プレーの方向がゴールに向かっているかについては、結構ダウトが付くのかなと
- コントロールの可能性もダウトが付くので佐藤主審は100%のDOGSOの事象ではないと判断してイエローカードを提示したと思う。
- ハッキリとした明白とは言い切れない自分がいるので、最初の判断でよかったと個人的には思っている。
4名のいえぽんボード図
いえぽんボード図
事例3:J1リーグ 第2節 磐田 対 清水の事例
- 立田選手のパスから滝選手が落とし鈴木選手に。
- 滝選手が落としたときに山本選手との接触があったが主審はアドバンテージを取ってプレー続行。
- 結局鈴木選手のシュートはキーパーにセーブされ磐田ボールに変わると滝選手が倒れていたため、主審が一旦試合を止めた。
- 滝選手と接触した山本選手を呼びイエローカードを提示。この試合2枚目のイエローカードのため退場となった。
- リプレーで見ると山本選手の滝選手への接触は直前ですべってぶつかってしまったように見え、2枚目のイエローカードは厳しかったようにも感じられる。
- 判定は妥当だったのか議論。
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 見た目派手というか、足を払ったように見えるのでそういう感じになったのだと思うが、滑っている感じでもあり、足を引っ込めようとしている事もあり、イエローカードは厳しいのではないかと思う。
【Twitterコメント】
- 山本選手はスライディングして当たりに行っているというより足を滑らせて結果清水の選手に当たったように思いました。この様な場合でもジャッジとしてはイエローの対象になるものなのでしょうか?
原さんの見解
【このシーンについて】
- これは、フリーキックにならなくてもよい、アクシデントに近いので、ファールにもならないと思う。
- イエローカードもいらないしちょっとかわいそうだと思った。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- ノーファール。何故ならばアクシデントだから。
- ただ、結果的に滑って清水の選手に影響を与えているので、フリーキックは十分に考えられる。
- 滑った結果、配慮している足なので、相手にダメージを与えようとする意図も感じられないので、難しいかな
- まさに得点が入るという状況以外は、その場で止めてイエローカードを提示して退場させるのがセオリー。(この後違うPKや退場などがある可能性がありこのような事象が発生すると、おかしくなってしまうから)
- もしかするとレフリーは2枚目という認識が無くてそのまま続けた可能性はある。仲間から2枚目という事を途中で言われて、プレーを切るタイミングが無く、プレーが止まったタイミングで止めたと推測している。
- 2枚目に関しては、違う判断だったとしてもVARが介入することが出来ないので、難しい場面だったと思う。
4名のいえぽんボード図
いえぽんボード図
まとめ
今回は、2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#02の内容についてまとめてみました。
今回から、前回に家本さんが解説の時に使用していた「いえぽんボード」が導入されており、皆さんの判断がわかりやすくなったと思います。
また、今回は、退場に関して2枚目のイエローカードはVAR介入の対象外という事も初めて知りました。
まだまだ、知らないことがたくさんあります。
これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後もジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
参考:本日の用語について
DOGSOとは
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
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