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はじめに
2020年3月18日に、YoutubeのJリーグ公式チャンネルに「JリーグTV」が配信されていました。
内容を確認するとJリーグが公表した専門家からの「提言」の内容を説明していました。
現在、リーグは中断している中で、自分自身出来る事の中に学ぶことも出来る事の一つであると思い、専門家からの「提言」を読んでみました。
「提言」には、「基本方針」から「選手・関係者への対応」、「観客への対応」等、日常的な感染予防に必要な内容から、スポーツ観戦特有の内容まで細かく掲載されていました。
今回は、一番内容として自分たちに関係のある「観客への対応」についてまとめて見ましたので、参考にして下さい。
提言:Ⅳ.観客の皆様への対応の内容
野球・サッカー観戦の観客に生じる感染リスク
- 不特定多数の集団が集まるマスギャザリング
- 人込みにおける不特定多数との遭遇・接触
- 試合観戦中の濃厚接触状態
※マスギャザリングとは、一定期間,限定された地域において,同一目的で集合した多人数の集団」
野球・サッカー観戦の観客に対する感染予防策
- 発熱、咳、倦怠感、咽頭痛などがみられる場合には観戦をしない
- 自分を守るだけでなく、多くの仲間、選手を守ることの理解の徹底
- 流行国から帰国したメディア関係者らの立ち入り制限
- 入場時の濃厚接触を減らすための工夫 (ゾーニングなど)
- 開場時間の繰り上げと、入場ゲート手前の新たな待機ゾーンの設置による入場時の混雑緩和。券種に基づいた規制退場による退場ゲートの混雑解消
- サーモメーター等を利用したスタジアム入場時の体温チェック(37.5℃以上
- スタジアム内でのマスク着用の呼びかけ
- 観戦時の濃厚接触を減らす工夫
- スタジアムの回遊型コンコースの移動制限
- 応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止
- スタジアム内でのアルコール飲料販売の抑制
- ドーム型スタジアムにおける空調管理および、屋外スタジアムにおけるコンコースなど屋内スペースの適切な換気
- 手指消毒剤の設置(入場・退場時の手指消毒の推奨)
- 流行時には無観客試合、試合延期も含めて専門家チーム・アドバイザーと検討
- ファンから手渡されたペン、色紙、ボールなどでのサインを行うファンサービス(ハイタッチなどを行わない)
応援スタイルのリスク評価例
【感染リスク高】
- ジェット風船応援
- 肩組み、飛び跳ねなど集団での動きの伴う応援
- 立ったり座ったりを繰り返す集団での動きの伴う応援
- 指笛の応援、トランペット・ホイッスル等の鳴り物応援
- メガホンを打ち鳴らしながらの声援(自然に歓声が大きくなる)
- ビッグフラッグ応援(旗の下で多数が密集状態で旗を動かす)
- ビッグプレー、ファインプレー等での観客のハイタッチ
- 両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援
- フラッグ応援(多数が新聞紙大の手旗を振る)
【感染リスク中】
- 応援団による声の指揮による歌唱+拍手応援
- 応援団の太鼓リードによる声援、拍手
- プレーの度の拍手や通常の声援(両手をメガホン代わりに使わない)
【感染リスク要検討】
- サメダンス応援(両手の手のひらを上下に合わせる)
- 応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振る
野球・サッカー観戦の観客から感染者が出た場合の対応
(1)感染例が出た場合に備えて周囲に座っていた方を特定できる工夫
- 感染者座席の周辺に座っていた入場者を特定するための手段の確保
[指定席・年間シート席]
- 入場者がどの席に座っていたか自分で確認できるよう半券の保管を呼びかける
- 入場券の購入者が正当な手段で第三者に譲渡した場合を想定して、各球団・各クラブは譲渡先が把握できるような管理体制を構築する
[自由席・立ち見席]
- 自由席・立ち見席のゾーンを細分化してプラカードなどで提示し、観客に自席をスマートフォン等のカメラで記録するよう係員が呼びかける
(2) 感染者座席の公表
- 各球団、各クラブは感染者の座席をHP等で迅速に公表する
- 各球団、各クラブは周辺にいた観客の特定を急ぎ、注意喚起する
(3)専門家チーム・アドバイザーによる対応協議
- 集団発生に対するリスク管理を検討
(4)マスコミ対応
- 観戦による感染のリスク評価、他の感染例の可能性などに関して専門家チーム・アドバイザーが対応
まとめ
今回は、専門家からの「提言」を読んで、Jリーグを再開する場合、どのようなリスクが発生し、クラブ側はどのような予防策と対応が必要であるかをしっかり理解しておく必要があると思い、本内容中心にまとめ(抜粋)てみました。
本ブログでまとめた内容は、本当に一部の内容ですので、専門家の「提言」を一度読んでみて予防策と対応内容を理解してみてはいかがでしょうか
まだまだ、中断期間は続きますが、自分自身出来る事実施し再開を待ちたいと思います。
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