はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日は、秋春制移行に反対の意見を表明しているとのニュースが掲載されていました。
Jリーグは年内に結論を出す方針のようですが、なかなか結論を出すのは難しいかもしれないなと思う今日この頃です。
それでは本題。
2023シーズンもジャッジリプレイは継続。2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイの内容をまとめていきたいと思います。
本日は、2023年8月15日に配信された2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#22で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第21節の中から、3つの事例が紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、審判ゲストは、家本さん
- 今回はスペシャルゲストで稲本潤一さん、鄭大世さんが出演
2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#22の事例
- 2023 J1リーグ 第23節 横浜FM 対 G大阪 48分、49分、51分の事例
- 2023 J1リーグ 第23節 川崎F 対 神戸 10分、64分の事例
- 2023 J2リーグ 第30節 町田 対 磐田 43分の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第23節 横浜FM 対 G大阪 48分、49分、51分の事例
- 横浜FMのチャンスの場面。エウベル選手がペナルティエリア内に侵入しDFの間を割って入ったところで倒れてホイッスル。
- 主審は佐藤選手のファウルを取り横浜FMにPKを与え佐藤選手にイエローカードを提示。
- リプレイで見るとターンしたエウベル選手を佐藤選手が手を使って止めていた。
- そのPK。アンデルソンロペス選手が狙うが東口選手がストップ。横浜FMの得点を阻止したかと思われたが、ここでVARが介入。
- キックの瞬間に東口選手の足がライン上から離れており、PKのやり直しとなった。
- PKのやり直しに対し、アンデルソンロペス選手が成功。
- しかし、このPKに対してガンバ側が横浜FMの選手がPA内に侵入していたと抗議
- このシーンについて議論。
このシーンの総括
- 100%ファウルだと思わないが、DFの両選手がボールにプレイしようとする意図は感じられない。
- 一方足を運んでいるかというと、足から崩れているのは間違いない。
- トータルで考えるとフットボールコンタクトの範疇と判断するレフリーはいる。競技規則としてはホールディングスと言える。
- アンデルソンロペス選手のキックについては、競技規則上問題ない。
- 2回目のPKに関しては、VAR介入は出来ない。本来であれば、やり直しを行うべき。
事例2:J1リーグ 第23節 川崎F 対 神戸 10分、64分の事例
- 10分。神戸のチャンスシーン。ディフェンスに来た大南選手を武藤選手が抜こうとしたところで倒れるがノーファウルの判定。
- 逆に武藤選手のファウルで川崎ボールに。
- リプレイで見ると大南選手が武藤選手のユニフォームを掴んでおり倒しているようにも見える。
- 64分。山口選手のパスを受けた武藤選手がペナルティエリア内で倒れるがここでも笛は鳴らず。
- リプレイで見ると山村選手の左足が武藤選手の左足に掛かって倒れているようにも見える。
- このシーンについて議論
このシーン総括
- 10分のシーン。ファウル。ただ見ようによると武藤選手が両足を運ばずに倒れている印象を持つ。VARはペナルティエリア内で反則が行われた決定的な証拠が無かった。(PKかどうかでは無いので、介入できなかった)
- 64分のシーン。ファイル。左足は不用意なコンタクトを受けているが、右足を引いて倒れているので、貰いに行っているように解釈をされる。
- VARは、コンタクトはあったが不用意と判断しなかった。
事例3:J2リーグ 第30節 町田 対 磐田 43分の事例
- 鈴木準弥選手が前線に送ると、藤尾選手がキープ。ターンして突破しようとしたところで、倒れてホイッスル。
- 主審は鈴木海音選手のファウルを取り町田にPKを与え、鈴木海音選手にイエローカードを提示。
- リプレイで見ると、鈴木選手が両手を使って倒しているのは明らかでファウルとするのであれば、DOGSOでレッドカードが出てもおかしくないように見える。
- このシーンについて議論。
SNSでのコメント
- 町田対磐田一本目のPKでイエローの判定だったのは、DOGSOではなかったという判定でしょうか。キーパーとの1対1でホールディングだとレッドカードの案件かと思いましたが、
このシーンの総括
- ボールに行こうとしている事を十分理解したうえで、コンタクトしているというのは、1段下がるという事は、新しく変わった
- 見る限りは、ボールにプレイしたとは言えない。
- 現場では、ボールにプレイしていたと見えたので、1段下がるという話なのだと思う。
- 競技規則上は、100%レッドカードの状況
まとめ
今回は、2023シーズンJリーグジャッジリプレイ#22の内容についてまとめてみました。
以前にも解説があったと思いますが、今回は、PKのやり直しについて詳しく解説がありました。
関連記事:ペナルティキックの結果におけるマトリックス!:2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#11
正直な感想を言うと、事例1のシーンについては、もう一度やり直しがあったも良かったのかなとは思いました。
判定については、色々な意見はあるものの、桑原さんが最後に「サッカーにかかわる皆様へのリスペクトはお忘れなく」とコメントしているように、リスペクトは忘れないように、今後もコメントしていきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
本日の用語
PKのやり直し
- ゴールキーパーの足がライン上から離れていた場合
- ゴールキーパー以外の守備側の選手がペナルティエリア内に侵入した場合
- 攻撃側の選手がペナルティエリア内に侵入した場合
競技規則第14条 ペナルティーキック【抜粋】
- 競技者が一度助走を完了した後、ボールをけるためにフェイントをする。(助走中のフェイントは、認められる)主審は、そのキッカーを警告する。
競技規則
- ボールが蹴られる時、守備側コールキーパーは少なくとも片足の一部をゴールラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させていなければならない
DOGSOとは?
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
関連記事:2023シーズンJリーグ選手名鑑(エル・ゴラッソ特別編集)を購入しました。