はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日は、各地でルヴァンカップが行われましたね。
残念ながら前節で柏レイソルの敗退は決まってしまいましたので、プライムステージ進出はなりませんでした。
今シーズンのルヴァンカップも早くも終わってしまったなと感じる今日この頃です。
それでは本題。
2023シーズンもジャッジリプレイは継続。2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイの内容をまとめていきたいと思います。
本日は、2023年6月13日に配信された2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#16で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第17節の中から、3つの事例が紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、審判ゲストは、家本さん
- 今回はスペシャルゲストで福西崇史さん、坪井慶介さんが出演
2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#16の事例
- 2023 J1リーグ 第17節 横浜FM 対 柏 97分の事例
- 2023 J1リーグ 第17節 鹿島 対 湘南 79分の事例
- 2023 J1リーグ 第17節 名古屋 対 福岡 39分の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第17節 横浜FM 対 柏 97分の事例
- 高嶺選手からのロングボールをエドゥアルド選手がカットしFマリノスのチャンスに。
- 最後は宮市選手のシュートがゴールに決まりFマリノスの得点となった。
- ここでVARが介入。主審がオンフィールドレビューを行う事に。
- リプレイで見るとエドゥアルド選手がパスカットをしたシーンで細谷選手と永戸選手が接触して転倒したような場面があった。
- 主審は映像を確認したうえでノーファウルとしFマリノスの得点を認めた。
- この判定は妥当だったのか、このシーンについて議論
このシーンの総括
- 厳密にいうとAPPの前。ただ、ほぼ同時であることからAPPの範囲とも見れる。
- VARは主審が接触を見えていなかった可能性を判断し介入した。
- 主審は、オンフィールドレビューを行った結果、不用意と判断しなかった。
- ただし、どちらかというとフリーキックと感じている人は多いと思われる印象
- 永戸選手が最初にバランスを崩していることを考えるとアクシデントととらえ不用意と判断するのは厳しいと思う。
事例2:J1リーグ 第17節 鹿島 対 湘南 79分の事例
- 荒木選手のシュートはDFに当たるが、こぼれ球を荒木選手が拾いピトゥカ選手へ
- ピトゥカ選手がシュートを打ちDFに当たった所でホイッスル。
- 主審は、大岩選手のハンドを取り鹿島にPKを与えた。
- リプレイで見るとピトゥカ選手のシュートが石原選手に当たり、そのボールが大岩選手の右手に当たっていた。
- この判定にVAR介入も無くハンドでPkの判定となった。
- この判定は妥当だったのか、このシーンについて議論
Twitterの意見
- 鹿島ピトゥカ選手のシュートが湘南石原選手に当たり、跳ね返ったボールが大岩選手の手に当たりPK この場合も不自然の手の位置であれば、ハンドになるのでしょうか?
このシーンの総括
- 競技規則上と事実からすると主審の判断は否定されるものでは無い。
- 基本的考え方と精神(philosophy and spirit)の観点からすると議論の余地はあると思う。
事例3:J1リーグ 第17節 名古屋 対 福岡 39分の事例
- 名古屋のコーナーキックの場面。永井選手が逸らしたボールをユンカー選手がヘディングで狙うが前嶋選手にブロックされコーナーに
- ここでVARが介入。ハンドの可能性があるという事で主審がオンフィールドレビューを実施。
- リプレイで見るとユンカー選手のヘディングが前嶋選手の腕に当たっていた。
- 主審はオンフィールドレビューを行ったうえでハンドに判定を変更。
- 名古屋にPKを与え前嶋選手にイエローカードを提示
- この判定は妥当だったのか、このシーンについて議論
このシーンの総括
- 競技規則と照らし合わせた時には、ハンド、イエローカードの判定にはなる
- ただし、2分半VARが介入までに時間がかかったのは気になる。
まとめ
今回は、2023シーズンJリーグジャッジリプレイ#16の内容についてまとめてみました。
今回の事例では、競技規則上での判定は問題ないものの 基本的考え方と精神(philosophy and spirit)を考えた時には、違う判定になるような事象が多かったように思います。
いわゆるグレー判定というものは、人によってサッカーの見方、感じ方が違う事で違う判定に感じてしまう事象なのだと思いました。
この辺は、正解は無いものになりますので、最終判定を決める役割である主審の判定が尊重されるべきなのかもしれません。
正直、納得できない部分はそれぞれ出てくると思いますが、それでもそれを受け入れ前を向いていく必要があると感じました。
判定については、色々な意見はあるものの、桑原さんが最後に「サッカーにかかわる皆様へのリスペクトはお忘れなく」とコメントしているように、リスペクトは忘れないように、今後もコメントしていきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
本日の用語
APP:ATTACKING POSSESSION PHASE
- 攻撃側チームがボールを保持し攻撃に移る局面
- 得点、PKとなる、また決定的な得点の機会阻止の反則が起こる前に、VARが攻撃側の反則があったかどうかをレビューすることが可能な範囲
第12条 ファウルと不正行為
- 不用意とは競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される。または慎重さを欠いて行動すること 懲罰の罰則は必要ない
サッカー競技規則 基本的考え方と精神(philosophy and spirit)
- 最高の試合とは 競技者がお互いに また審判 そして競技規則をリスペクトしプレーすることで審判がほとんど登場することのない試合である
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