はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日は我が家で事件がありました。
2階のベランダにハチの巣ができていました。人自身で駆除することは難しいので、専門家にお願いするために、HPを調べてみたら急にもかかわらず本日中に見に来ていただけることになりました。
休日にもかかわらず早めの対応、それなりの値段もしましたが仕事とはいえありがたいなと感じた今日この頃です。
皆さんはどのような1日でしたでしょうか?良い1日を過ごせていれば幸いです。
それでは本題。
2022シーズンもジャッジリプレイは継続。
本日は、2022年7月12日に配信された2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#17で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第20節、第21節、J2リーグ第26節の中から、合計4事例紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
- 今回はスペシャルゲストで栗原勇蔵さんが出演
2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#17の事例
- 2022 J1リーグ 第21節 川崎F 対 G大阪の事例
- 2022 J1リーグ 第21節 C大阪 対 横浜FMの事例
- 2022 J1リーグ 第20節 磐田 対 福岡の事例
- 2022 J2リーグ 第26節 群馬 対 町田の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第21節 川崎F 対 G大阪の事例
- G大阪がDFラインでボールを回しているところを川崎Fの選手がプレス。脇坂選手と奥野選手が接触したところでホイッスル。
- 主審は奥野選手のファールを取りイエローカードを提示
- ここでVARが介入。主審がオンフィールドレビューを行う事に
- リプレーで見ると奥野選手のタックルが脇坂選手の足の付け根あたりに入っていた。
- オンフィールドレビューを行った結果、レッドカードに変更し奥野選手を退場とした。
- この判定は妥当だったのか、このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 奥野選手が相手を傷つけようとは見えなかったし、強度もそんなに強いかんじという事で最初はイエローにしたと思う。
- ただ、VARを見ると足が上がっているのが印象悪いかなという気はしたのでレッドになっても仕方が無いのかなと思った。
【Twitterの意見】
- 奥野選手のレッド、かわいそうな気もするけど妥当な気もする。多分膝があと少しだけ曲がっていたら判定が変わっていたんだろうなあ。相手を傷つける意図があったわけではなくて、滑っていく尻に抗おうとした結果の体勢に見えた。
栗原勇蔵さんの見解
【このシーンについて】
- 傷つけようとはしていないけれど、むしろ自分を守るために足を出してしまったのかなと思って、たぶんそうでないとあんなに足を上げないと思う。
- 覆いかぶされるのを防ごうと思ったのかもしれない。
- 足の裏になってしまっているので、赤が妥当になっちゃうのかなと思う。
深野さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- レッドカードと見る。
- 選手の意図はどうであれ、point of contact が非常に悪かった。
- 退場は致し方なしだと思う。
- 主審がイエローカードの判定を出したのは、脇坂選手の体でpoint of contact がはっきりわかなかったのだと思う。
- 逆サイドにいる家長選手がすごく反応されていて、あそこからが一番良く見えたのだと思う。
- 副審からするとオフサイドにいる選手が戻ってきているので、間接視野となるため、クリアではなかったかなと思う。
- VARが入って適切な判断になったと思った。
4名のいえぽんボード図
事例2:J1リーグ 第21節 C大阪 対 横浜FMの事例
- 宮市選手のシュートをGKが弾いた所に仲川選手が詰めて、山中選手に倒されたところでホイッスル。
- 主審は、ファール(PK)を取り山中選手のイエローカードを提示
- ここでVARが介入。
- リプレーで確認すると山中選手が手を使って仲川選手を倒しているようにも見える。
- 結局、主審は映像を確認した結果、判定をレッドカードに変更。
- この判定が妥当だったのか、このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 正直言うと最初はイエローでよかったのではと思ったけれども、映像を繰り返してみれば見るほどレッドだなという気がしてきた。
- 映像が止まるたびにレッドかなという気持ちに動いていった。
【Twitterの意見】
- マリノスのファンなんですけど、マリノス 対 セレッソ試合において、山中 亮輔選手のPKを取られたシーンですが、あのファウルはレッドカードなのでしょうか?イエローカードのままでも良かったと思います。
栗原勇蔵さんの見解
【このシーンについて】
- ルール上では、レッドになってしまうのかなという感じ。
- 観戦していた時は、レッドになっちゃうんだと思った。
- 山中選手の足もチャレンジ出来ているのかなと思った。
- でもよく見ると出来ていないくて、仲川選手の方が前に完全に入られているので、それで方に手をかけてなければ、点になるのがわかっていたので、最後の苦し紛れのプレーだったと思う。レッドは仕方ないかな
- 完全に前に入られているので、抑えるのもギリギリだったと思う。
深野さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 結論としては、ホールディング、DOGSO、でPK、レッドカードだと思った。
- VARが入ってよかったと思う。
- 西村主審が、イエローカードにしたのは、2つ可能性がある。
- 1つはホールディングは見えていた、GKが近くにいたのでGKがキャッチできたのではないかというので、100%では無いというのが1つ
- もう一つは、足の trip と思われた。ポジションからすると左足の方が見える。
- そうすると、DOGSO、trip、attempt to play the ball、ボールにプレイしようとした、1段下がってイエローカードと判断
- キーパーとボールの距離が3Mほどあるので、DOGSOで良いと思う。
4名のいえぽんボード図
事例3:J1リーグ 第20節 磐田 対 福岡の事例
- 伊藤選手のフィードをGKが弾き返すとルーズボールを競ったリカルド グラッサ選手が前選手を倒してホイッスル。
- ファールをしたリカルド グラッサ選手にファンマ選手が近寄ったところでこのジェスチャー(侮辱的な行為に見えるジェスチャー)
- その後、両チームの選手がエキサイト。
- 結局リカルド グラッサ選手が行ったジェスチャーには、VARの介入は無くオンフィールドレビューには至らなかったが判断は妥当だったのか
- このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- こういうのは本当に難しいですね
- 国によってチェスチャーの意味合いが違うし、ジェスチャーだけで何って言い切れることってあるかなというのが正直思う。
- 何か、嫌味なことや嫌がることをやっているんだろうとは思うけれども、だからと言って意味合いの深いところまでは断定できない
- こういう時にVARの介入ができるのかは知りたい
【Twitterの意見】
- ブルーノメンデス選手のヘディングシュートがVARで明らかに伸ばした手に当たっているように見えましたが、何故ハンドの判断にならなかったのでしょうか
栗原勇蔵さんの見解
【このシーンについて】
- 難しいですね。カードを出したら出したでまた荒れてしまうし、そういうところは難しいのかなと思う。
- やった方は、そういうつもりでやっているようには見える。顔とか見ると
深野さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- レッドカードは中々出せない。
- このジェスチャーが本当にそれに該当するかは断言が出来ない。
- 色んな可能性を考えると、これが侮辱とは完全にはならないかなと思う。
- その前にファンマ選手もジェスチャーをしているところもあり、カードは出さなくて良かったのではと思う。
- VARに関しても同じだと思う。それが侮辱であると断定できなければレッドカードの事しか介入できないので、出せない。
- 再開まで時間がかかったのは、MASS CONFRONTATION(集団的対立)になっているので、何が起こっているのかをすべてVARでチェックしている。
事例4:J1リーグ 第26節 群馬 対 町田の事例
- 町田のフリーキックの場面。ドゥドゥ選手が直接狙うが壁に当たって主審の笛が吹かれる。
- 主審はハンドがあったとして、町田にPKを与え、白石選手にイエローカードを提示。
- 白石選手はイエローカードを1枚貰っていたため、これで退場となった。
- ただ退場する際に腕に当たったのは自分では無いと主張。
- 風間選手が自分に当たったと話したようで、群馬サイドも人間違いを主張したが結局判定は変わらず。
- このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- かなり映像からはわかりにくいのかもしれないけれども、映像からは白石選手では無いだろうなという感じはする。なので、なんでこうなっちゃったんだろうなという気はする。
- 色んな目があったと思う、第四の審判、副審、そこは協議して判断しても良かったのではないかなと思った。
【Twitterの意見】
- 白石選手がハンドで2枚目のイエローで退場 VTRでは風間選手のハンドのように見え、風間選手も「俺、俺」と言っているように見え、退場者を間違えてしまったような、申し訳ありませんが、家本さんの件を思い出してしまいました。J2にもVARを
栗原勇蔵さんの見解
【このシーンについて】
- 映像を何回か見ていると違うかなと思うし、選手たちの反応を見ると違うのかなと
- 選手の意見で判定を変えるのも難しいしおかしいし、難しいし。
- 選手の反応を見ていると人違いなのかなと思う。
深野さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- この場合、キッカーが何人か選択肢がいて、それによりレフリーのポジションが変わる。
- 後ろに立っているのはどっちが蹴るのか分からないので、壁の全貌を見たいというところであそこに立っているけれども、ちょっと遠い気はする。
- まず、一つは、これがあったかなと思う。
- これは主審がしっかり見るべき事象でコミュニケーションシステムをつけているので、お互い通信はしたと思うけれども、確証は無かったと思うし最終的にこうじゃないかでは判断できない。
- それで変えるほうが問題だと思うので、自分で見たもので判断するしかない
まとめ
今回は、2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#17の内容についてまとめてみました。
今回は、侮辱的な行為について平畠さんから「国によってチェスチャーの意味合いが違うし、ジェスチャーだけで何って言い切れることってあるのかな」とのコメントがありました。
その通り、非常に難しい内容であると感じました。
試合中は、ある程度戦っているので、どうしても感情的になってしまうこともあると思いますが、選手たちには、判定が難しいからと言って悪用するのではなく、フェアーに戦うことを願います。
これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後もジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
本日の用語
三重罰:【トリプルパニッシュメント】
- PK、DOGSOによる退場、次節出場停止
MASS CONFRONTATION
- 集団的対立