はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日は、朝から食品の買いものに行ったのですが、判断が裏目に出る一日でした。
次の店で買う事を決めていても、前の店で見た値段と比較して高かった場合、どうしても買うのを躊躇してしまいます。
そもそも買うものを忘れていたりしたこともあり、自分自身の責任なのですが、なんとなくうまくいかない一日でしたがそんな日もあるよね!と思う今日この頃でした。
それでは本題。
2022シーズンもジャッジリプレイは継続。
本日は、2022年5月31日に配信された2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#13で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第15節と第16節の中から、合計3事例紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
- 今回はスペシャルゲストで藤田俊哉さんが出演
2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#13の事例
- 2022 J1リーグ 第15節 札幌 対 柏の事例
- 2022 J1リーグ 第15節 神戸 対 磐田の事例
- 2022 J1リーグ 第16節 磐田 対 G大阪の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第15節 札幌 対 柏の事例
- 三丸選手がボールを奪い小屋松選手へパス。福森選手が後ろからアタックをしかけ主審のホイッスル。
- カードは出ていなかった。
- ここでVARが介入。主審がオンフィールドレビューを行う事に。
- リプレーを確認すると福森選手の左足が小屋松選手の左膝の裏に当たっていることが確認できる。
- 主審はこの映像を確認し、福森にレッドカードを提示
- この判定は妥当だったのかこのシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- ファールは、ファールだと思うし、ボールに触れていないし、カードはイエローでいいんじゃないかなという印象。
- ちょっと厳しいという感じがした。
【Twitterの意見】
- 試合開始早々 福森選手が退場になった件ですが、たしかに足の裏が柏の選手に当たってるけどあれくらいのあたりで1発退場なのでしょうか?柏の選手はそんなに深刻な怪我をおったのでしょうか?
藤田俊哉さんの見解
【このシーンについて】
- イエローですね。
- ボールを取りたいというのはあるけれども、取るとしたら出る足の方向は違ったと思う。なので必要が無いけれども、ちょっと行ってしまう。
- 両チームともエキサイトしているような状況でもなかったので、イエローカードどまりで良いのかなと
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 100%フリーキックは間違いない
- どちらかと言えばイエローかイエローでも仕方が無いの間位。
- いずれにしてもレッドカードの判定は厳しいと思う。
【VARの介入について】
- そこがポイントだと思っている。
- そもそも介入するという事は真っ赤という事になる。
- この映像を見る限りでは、力の程度を見るけれども、福森選手は減速している。
- 力の加減は下がっているので、赤には条件が満たないので、なぜVARが見せたのかという話と、その映像を見た主審がなぜ、レッドカードを判断したのかというのが、ちょっと理解できない。
- VARを見てイエローカードを出すことはある。このシーンはそういうシーンだと思う。
4名のいえぽんボード図
事例2:J1リーグ 第15節 神戸 対 磐田の事例
- 神戸のカウンターの場面。武藤選手がドリブルで持ち上がったところに鹿沼選手が後ろからタックル。
- 主審はアドバンテージを取って、神戸の攻撃を続けさせると汰木選手のシュートが外れたところでホイッスル。
- 先ほどの鹿沼選手のファールを取り、イエローカードを提示。
- リプレーで見ると鹿沼選手は武藤選手のふくらはぎに足の裏を見せてタックルを行っており、非常に危険なプレーだった。
- VARの加入なく判定はイエローカードのままだった。
- この判定は妥当だったのか議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- レッドに近いかな。80%ぐらいまで行っているかなという気がする。
- 武藤選手はタックルが見えていない。通常の流れの中でも危ないかなと思う。
【Twitterの意見】
- 武藤選手へのスライディングで鹿沼選手にイエローが出たシーン。足裏が完全に足に入っており、かなり危険なシーンに見えたが、なぜレッドではなかったのか。どう見ても足裏は入ってるし、VAR介入、OFRがあったもよかったのでは?
藤田俊哉さんの見解
【このシーンについて】
- レッドが出てもやった本人は何も言えない。
- 何故かと言えば、このプレーの前に戻るけれども自分がクリアできるポイントでボールをかぶってしまった後に、なんとか自分のボールに使用としているぷれーではあるけれども、そこで焦ってしまって、必要以上に状況判断が鈍ってしまったという見解
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 最初の印象は、真っ赤
- フリーキックは間違いない。
- 力の程度。過剰なのか無謀なのかで見たら、100%では無く80%前後位
- 武藤選手のトップスピード、すごい速さで追っかけているので力が相殺される
- 程度のところが結果的に少し下がる。
- コンタクトはするけれども見方によっては、足裏で相手を押していると見えなくもない。
- そういう風にしていくと100%真っ赤から少し条件として、下がっていくので
- ただ、レッドカードの範疇にあると思う。
- VARは入って欲しかったとは思う。
4名のいえぽんボード図
事例3:J1リーグ 第16節 磐田 対 G大阪の事例
- 横浜FMがこぼれ球を拾うが、磐田のファビアン ゴンザレス選手がボールを奪いカウンター。
- ドリブルでゴール前まで抜け出すが、シュートは打てず横浜FMボールに
- リプレーで見るとボールを奪われた岩田選手は、ファビアン ゴンザレス選手のユニフォームを引っ張っており、ペナルティエリアでアタックした角田選手の左足は、ファビアン ゴンザレス選手の右足にかかっているように見える。
- VARの介入も無くノーファールとなった。
- この判定は妥当だったのか議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 最後の最後は微妙だなと思った。
- PKと言われたらPKだと思うし、PKじゃないと言われたらPKじゃないとも思う。本当に微妙なシーンだと思う。
- ただ、それはそうだとしてもファビアン ゴンザレス選手の前は空いていたのでDOGSOの扱いになっても仕方ないと思う。
藤田俊哉さんの見解
【このシーンについて】
- 最初は、ボックスの中で何が起こったのかをフォーカスした。
- 全段階で引っ張り合いがあったとか、DOGSOにつながるビューでそういう見方があるのかというのがあった。
- 確かに、最後はシュート打ってくれよと思ったり、行けたのではと思っていたけれども、ここでペナルティが無かったとしても、そのに何かしらのジャッジがなされてもそれは普通だろうという見方に変わった。
家本さん(元国際審判員)の見解
【DOGSOかについて】
- 距離は、遠いので90%ぐらい
- 方向は、ゴール方向に向かっているので100%
- コントロールもドリブルしているので100%
- 人数は、2枚という事で少しさがる。(70%ぐらい)
- 位置関係。ここがゴールとの距離と間に合うのかというのが議論のポイントになると思っている。
- 横から見る位置関係の印象とゴール方向から見た印象でいうとちょっと印象が変わってくる。
- 人数が足りているか、位置はどうなるかと考えると少しダウトの可能性が出てくるのかなと
- DOGSOに値するかというと、十分に値するとは言い切れないというのがいくつか見たうえで感じている事
- どちらかというとから真ん中に近い位置にならざるを得ない。
【ペナルティエリア内のコンタクトについて】
- フリーキックにするのかしないのかで言うと、何回か見たが、何回か見ないと分からない、何回見ても分からない、どちらとも言える。
- コンタクトが相手に影響を与えるだけのコンタクトと言えるのかという話と
- 磐田の選手の体勢。ボールをプレーしている状況なのかというと少し体が左に持って行っている。
- そうなったときに完全に相手に影響を与えたコンタクトによって倒れたかというと結構微妙なので、どちらとも言えると思っている。
【アドバンテージで流してシャツを引っ張った場面までもどす事ができるか】
- アドバンテージがいつ始まって、いつ終息するかという話だと思う。
- シャツを引っ張られたところからアドバンテージが適用されている。
- スピードが遅くなった結果、1対3の状況になるがここはアドバンテージ中になる。(利益を得ていないから)
- アドバンテージの終焉は利益が得られてNEXTプレーと言えるかどうかと見たときに、結果的に、不利益をまだ被っている。
- でも攻撃のチャンスはまだ保証されているから主審は静観になる。
- ここで3枚をはがして上手く抜け出したてGKと1対1になった。
- この瞬間は、3枚がアプローチできないので、アドバンテージはここで終了
- ここからは、NEXTプレーになる。
- 最終的に、GKの前の事象がどうなのかという事になるので、一連の流れのように見えるが、2つのプレーになっている。
- 3枚をはがして抜け出した段階でアドバンテージ終了なので戻すことはできない
4名のいえぽんボード図
まとめ
今回は、2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#13の内容についてまとめてみました。
足裏のファール特集という事もあり、北海道コンサドーレ札幌と柏レイソル戦の事例も紹介されていました。
確かにイエローカードが妥当だったのかもしれませんが、柏レイソルファンからするとなぜか少し複雑な心境にはなりました。
他にも足裏のファールに関する事例が紹介されましたが、判断はまちまちな気がしたので、足裏のファールをイエローカードにするのかレッドカードにするのかは難しい判定なのだと改めて思いました。
これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後もジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
参考:本日の用語について
DOGSOとは
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。