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目次
はじめに
湘南ベルマーレ戦から2日経ちました。そろそろ気持ちを今週末に切り替えていきたいところです。
本日は、毎週火曜日に更新されているJリーグジャッジリプレイの内容をまとめたいと思います。
今回は、2020年9月29日配信のJリーグジャッジリプレイ#19で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年9月29日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第19節 ベガルタ仙台 対 セレッソ大阪の事例
- 2020 J1リーグ第18節 ガンバ大阪 対 名古屋グランパスの事例
- 2020 J1リーグ第18節 鹿島アントラーズ 対 湘南ベルマーレの事例
- 新コーナー REFEREE’S SUGGESTION
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第19節 ベガルタ仙台 対 セレッソ大阪の事例
- 仙台の浜崎選手のパスに西村選手がペナルティエリア内で抜け出し切り返したところで転倒した場面
- 主審はカバーにきた松田選手のファールを取りPKの判定
- 西村選手は松田選手との接触で転倒したようには見えないとの意見が寄せらている。
- 今回の議論のポイントは、PKの判定が正しかったのか、判定が正しい場合、イエローカードが正しいのではないかとの意見を議論
平畠さんの見解
- ゴール裏のカメラで見ると松田選手の気持ちが見えた。PKとるのか~というのが率直な意見との見解
原さんの見解
- PKでなくてよかったとの見解
- 松田選手は後ろ向きで頭を出そうとしているが、西村選手の方がバランスを崩して倒れた感じに見える。
- 西村選手が仮に倒れずにボールを蹴ろうとして松田選手の頭があぶないので蹴れないのであればファールかもしれないが、倒れちゃっていて蹴れる状況ではないように見える。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- PKで間違いないとの見解
- 松田選手はスライディングの後に体を出しているが、結局それが西村選手を体でとめたように見える。
- 体の接触を伴っているので間接フリーキックにはならない
- DOGSOでは無く、SPAで一段おちてノーカードで主審の判断を尊重できる
- シュートモーションにきちんと入っていなかった事と、瀬古選手がすぐ横にいたことからDOGSOでは無い
事例2:J1リーグ第18節 ガンバ大阪 対 名古屋グランパスの事例
- ガンバの遠藤選手の浮き球のパスを小野瀬選手が受けてマイナスのパス。これを最後は宇佐美選手がゴールを決めた場面
- このシーンをよく見ると宇佐美選手のプレーをサポートするように、小野瀬選手がランゲラック選手を井手口選手がオ ジェソク選手をブロックしているように見える
- 両選手のプレーはファールにならないのか
- 今回はこのシーンについて議論
平畠さんの見解
- みなさんよく見ているなという感想。見た感じゴールで良いのではとの見解
- プレーの流れの中でそうなったように見える
原さんの見解
- ゴールでいいと思うとの見解
- ランゲラック選手が逆に小野瀬選手へのファールでは、パスを出した後、足を引っかけてしまっているのでここでファールを取られても仕方がないと思う。
- 井手口選手に関してみるとゴール方面に行こうとするのとオ ジェソク選手との動きがクロスする形になるので、完全に妨害しているというよりはお互いが違う方向に向かうために倒れたように思う
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- 得点でいいと思うとの見解
- たくさんの接触シーンがあったがサッカーはコンタクトスポーツでコンタクト抜きには語れない。
- コンタクトの度が過ぎたときにどうするかという話だと思うが、すべて範疇だと思う
事例3:J1リーグ第18節 鹿島アントラーズ 対 湘南ベルマーレの事例
- 鹿島の遠藤選手が逆サイドにパスを出し、杉岡選手がワンタッチで折り返した場面
- 鹿島の攻撃は結局得点にはならなかったが、リプレーで見ると杉岡選手のクロスは岡本選手の左手に当たっていた
- 結局ハンドは取られずPKにはならなかった
- 今回はこのジャッジが正しかったのか議論
平畠さんの見解
- あれは何度では無いのではないかとの見解
原さんの見解
- 岡本選手の手の位置は、肩より上ではないし不自然に広げていたわけでは無いので、今のルールだとハンドを取らないのではとの見解
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- ハンドでは無いとの見解
- 意図的にボールに触れていない。偶発的ではあるが得点をしたわけでは無い。
- 2,3メートルの距離は短いと感じた。本能として考える間も無くボールが手にきて、手のひらは不自然にみえるが
- ボールの方が手に来たとの見解
新コーナー REFEREE’S SUGGESTION
- ゲスト審判員が自らピックアップしたシーンを議論するREFEREE’S SUGGESTION
- 今回のピックアップは、J3リーグ第14節 鹿児島ユナイテッドFC 対 ヴァンラーレ八戸の試合
- 鹿児島の田辺選手のパスに走りこんだ馬場選手がキーパーの花田選手に倒されたところでホイッスル
- こぼれ球は、酒本選手がゴールに蹴りこんでいたがゴールは認めず鹿児島にPKが与えられて花田選手にはイエローカードが出された。
- 今回はこのシーンについて議論
- 深野さんが選んだ理由は、得点をしたのにレフリーは得点を認めずPK、イエローカードとする判定を選択した。得点とPKとどっちがいいですかという議論をしたかった
平畠さんの見解
- アドバンテージとか難しい判断だと思うが酒本選手のゴールを認めてからイエローカードを出すのが良かったのではとの見解
- PKが決まるかどうかわからないので、ゴールが決まったほうがアドバンテージが大きいのではないか
原さんの見解
- 得点にするべきだったとの見解
- 酒本選手がゴールに蹴りこんでいるところだったので少し待てばよかったのではとシンプルに思った。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- レフリーのポジションが後ろ気味だったのでしまったと思ってしまったのではないか
- ボールがゴール前まで動いたので急いで追いかけて、人間トップスピードで走ったりすると視野が狭くなるので、それがあったかなと思う。
まとめ
今回は、2020年9月28日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
今回は、間接フリーキックの定義について確認することができました。普段あまり議論にならない内容ですので勉強になりました。
新コーナーの「REFEREE’S SUGGESTION」有意義な議論だったと思います。審判の方の視線、考え方、難しさが少しだけわかったように思います。
今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:関節フリーキックの競技規則
第12条 ファウルと不正行為 2.間接フリーキック【抜粋】
- 競技者が次のことを行った場合、間接フリーキックが与えられる。
- 身体的接触を伴わずに、相手競技者の進行を妨げる。
参考:DOGSO
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
DOGSO(決定的な得点の機会の阻止)についてDOGSO(決定的な得点の機会の阻止)について感想をまとめています。柏レイソルとともに10年が過ぎました。これからも変わらず柏レイソルを応援していくブログです。...
参考:SPA(スパ)
- STOPPING A PROMISING ATTACKの略
- 相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止する事
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