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目次
はじめに
本日は、久しぶりの掲載になりますが、毎週火曜日に更新されているJリーグジャッジリプレイのまとめとなります。
今回は、2020年9月1日配信のJリーグジャッジリプレイ#15で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年9月1日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第26節 FC東京 対 鹿島アントラーズの事例
- 2020 J1リーグ第13節 ガンバ大阪 対 FC東京
- 2020 J1リーグ第13節 北海道コンサドーレ札幌 対 名古屋グランパスの事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第26節 FC東京 対 鹿島アントラーズの事例
- 鹿島のGK沖選手のロングフィードをFC東京のジョアン オマリ選手が跳ね返す。そのあとのセカンドボールにFC東京のアルトゥール シルバ選手と鹿島の永木選手が競った場面
- スローで見るとアルトゥール シルバ選手の肘が永木選手の首元あたりにあったっているように見える。
- 判定はアルトゥール シルバ選手にイエローカードが提示された
- 今回の議論のポイントは、このプレーについて議論
平畠さんの見解
- 珍しくこのシーンに関してはコメントがありませでしたが、イエローカードとの見解のようでした。
原さんの見解
- イエローカードでしょうとの見解
- 最初はボールを見ているが、間に合わないという感じから腕をだしているのは危険なプレー。
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- イエローカードは正しい判断いう見解
- 首のあたりを腕で押している。首から上は繊細なエリアで判断基準が一つ上がる。
- ボールを見ずに行ったことに対してはイエローカードが加味されるわけでは無いが、おかしいと思う判断の一つになる。
事例2:J1リーグ第13節 ガンバ大阪 対 FC東京の事例
- FC東京がボールを奪い攻め込み、FC東京のレアンドロ選手からのスルーパスを受けたアダイウトン選手がクロスの場面
- アダイウトン選手のクロスの際、キム ヨングォン選手の腕にボールが当たったためハンドとなりPKとなった。
- 今回の議論のポイントとして、ハンドの判定が正しかったのか議論
平畠さんの見解
- ハンドを取られても仕方がないと思うが、ではどうやってスライディングをすればよいのかと思う。との見解
原さんの見解
- 難しいと思うが、これでPKを取られるとなるとよくやる手を後ろ手にするしかない。キム ヨングォン選手の手は自然な動きの手になっている。あの距離では当たってしまう意図的ではないハンドだと思う。PKを取らなくてもよいのではとの見解
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- 肩以上の位置に腕があったので、ハンドの判定との見解
- 条文の中に意図的のボールに触れるというのがある。それではないのは確かであるが、ハンドである。
- 競技者の肩の位置以上の高さにある場合は、ボールが腕に来たとしてもハンドの判定となる。
事例3:J1リーグ第13節 北海道コンサドーレ札幌 対 名古屋グランパスの事例
- ペナルティエリア内で札幌のルーカス フェルナンデス選手と名古屋の相馬選手の競り合いの場面
- 相馬選手の腕にあたりハンドの判定となり札幌のPKとなった。
- 相馬選手のハンドは、競り合いの中で偶発的に当たってしまったようにも見える。
- 今回の議論のポイントとして、ハンドの判定が正しかったのか議論
平畠さんの見解
- 相馬選手も意図的にボールを触ろうとしたわけでは無く体を前に入れたいという感じの中で手に当たってしまったと思うが、ハンドを取られるんでしょうねという見解
原さんの見解
- 相馬選手よりもルーカス フェルナンデス選手の方が一枚上手だったとの見解
- 当たっちゃったのはあるポジションの取り合いで、まあ、あとは深野さんに任せる
深野さん(FIFA・AFC・JFA審判インストラクター)の見解
- ハンドの反則との見解
- 意図的にボールに触れたに該当すると思う。ボールから腕に触れたのではなく、腕がボールに行ったのでこれは本人にそんな気はなかったと言われたとしてもそうにしか見えないのでハンドかなと思う。
まとめ
今回は、2020年9月1日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
事例2、事例3ではハンドの判定について議論されていましたが、事例2は意図的ではなく事例3は意図的との見解でした。
非常にわかりやすい解説だと思ったのは、事例3の解説でした。「ボールから腕に触れたのではなく、腕がボールに行った場合は意図的と判断する」これは確かにそうだと納得することができました。
今後もハンド判定については、色々な議論があると思いますが、今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:ハンドの競技規則
第12条 ファウルと不正行為 ボールを手または腕で扱う【抜粋】
- 手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れる。
- 競技者の手や腕が方の位置以上のたかさにある。(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)
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