はじめに
2021シーズンのJリーグも終了し、2022シーズンに向けて年末に向けて移籍情報も出始めてきましたが、早くも先日の12月24日には、2022シーズンの開幕カードが発表されています。
関連記事:2022シーズン柏レイソル移籍情報
今回は、毎年行っている柏レイソルの2021シーズンを総括したいと思います。
2021年シーズンも一区切りついたと思いますので、2021年シーズンはどんなシーズンであったかを振り返ってみたいと思います。
ちばぎんカップ
2021シーズンのちばぎんカップは中止となりました。2022シーズンは開催してほしいところです。
J1リーグ
【第1節~第10節】
リーグ戦開幕は、セレッソ大阪に敗退したもののホーム開幕戦では、湘南ベルマーレに勝利。
その後、4連敗と正直スタートダッシュに失敗したシーズンとなりました。
フォーメーションは、7試合を4バック、3試合を3バック。4バックは、6敗1分。3バックは、3勝と3バックの方が勝率が良い状況。
第10節終了時点で3勝1敗6分。順位も15位とオルンガ選手の抜けた穴を痛感する厳しい順位
第10節のスタメン
【第11節~第20節】
徳島戦の勝利で3連勝となりここからの追い上げに期待したものの、5月には1回も勝利できない状況となもあり、今シーズン2度目の4連敗を記録。
第11節から第20節は、さらに厳しい戦いとなりました。
4バックで勝てないこともあり、3バックにフォーメーションを変更したがそれでも勝つこと出来ない状況。4バックは、4敗1分。3バック(5バック含む)は、2勝4敗。
この時期から2020シーズンに獲得した新外国人選手のアンジェロッティ選手、ドッジ選手が試合に出場し始めるが、なかなかフィットすることが出来ない印象の試合が続く。
6月25日には、江坂選手の浦和レッズ移籍、7月3日には呉屋選手の大分トリニータへの移籍が発表。チームの中心選手が移籍とチームが勝てないこともあり気持ち的にはかなりつらい時期となりました。
第20節終了時点で4勝8敗1分。順位も15位と第10節と同じ状況だが、第20節の湘南ベルマーレ戦での逆転勝利に復調を期待。
第20節のスタメン
【第21節~第30節】
オリンピックの中断もあったが、第20節の勢いをそのまま、2度目の3連勝を記録。
湘南戦で2得点のペドロハウル選手がチームにフィットし始める。
7月に浦和レッズから移籍してきた武藤選手も試合に出場し存在感を出してきたし、クリスティアーノ選手や瀬川選手の2試合連続ゴールとチームも少しずつ勝点を積み重ねてきた時期。
第21節から第30節の勝率は5割と高くチームに勢いが出てきたことを感じた時期。
フォーメーションは、3バックをベースに5バックも採用。特に5バックでの勝率は良かった。3バックは、1勝3敗1分。5バックは、4勝1敗。
結果的にこの時期の勝利を積み重ねることが出来たので、J1残留が出来たと思われる。
第30節終了時点で10勝17敗3分。順位は14位と少し降格圏内から脱出。
第30節のスタメン
【第31節~第38節】
少し降格圏内を脱出したこともあり、ここから少しでも上位を狙いたいと思っていたが、9月21日にペドロハウル選手がまさかの移籍(期限付き)
フォーメーションも3バックから4バックに変更。4バックでは、2勝3敗2分、5バックは、1敗。
最終的には、連敗で2021シーズンを終了。最終順位は、15位。第36節にJ1残留を決めたものの不本意なシーズンだった事は否めない。
第38節のスタメン
ルヴァンカップ
昨シーズンの準優勝チームとして挑んだルヴァンカップ。
もう一度決勝の舞台へと期待したのの、グループステージで敗戦。しかもグループステージでは1勝しかできなかった。
リーグ戦の悪い状況を払拭するような試合をルヴァンカップでもできなかった印象。
グループステージ敗退は、本当に残念過ぎる結果。2021年シーズンはグループリーグ突破を期待したい。
【ルヴァンカップ最終節のスタメン】
天皇杯
三協フロンティア柏スタジアムでの試合だったにも関わらず、カテゴリーが下位のチームである京都サンガF.C.に敗戦し3回戦で敗戦と早々と天皇杯終了となる。
京都サンガF.C.戦を観戦したが、この時期の柏レイソルは、リーグ戦では勝つことが出来ず、江坂選手や呉屋選手の移籍などもあり、チームとしてはかなりつらい時期だったのかもしれない。
「柏から世界へ」という言葉の現実性が薄れてしまっているように感じる。2021年シーズンではもう一度、「柏から世界へ」を目指せるチームに復活する事を期待したい。
【3回戦でのスタメン】
まとめ
J1リーグ戦は、15位、カップ戦、天皇杯は途中敗退と全体を通して不本意な結果となったシーズン。
現場でなければわからない色々な事情があるとは思うが、チームの中心選手が移籍してしまったことも拍車をかけて残念なシーズンとなってしまったように思う。
本日時点でも、移籍情報がある程度発表されているが、仲間選手、神谷選手とチームのスタメンクラスの選手が移籍してしまっている現状を非常に残念に思ってしまう。
正直残念と思えることが多い時期なのかもしれない。それでも2021シーズンはやってくる。
2022シーズンは、リーグ戦はまずは一桁順位、カップ戦は、今年度を上回る成績を期待したい。
【2021年シーズン:柏レイソルの成績】
項目 | 内容 |
ちばぎんカップ | 未開催 |
J1リーグ | 15位 |
ルヴァンカップ | グループステージ敗退 |
天皇杯 | 1回戦敗退 |