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目次
はじめに
本日は、2021年8月24日に配信されたJリーグジャッジリプレイ#23で放送された事例をまとめたいと思います。
今回は、柏レイソルとサガン鳥栖戦の試合終了直前のプレーについても取り上げられていますので、参考にして頂ければと思います。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
- 今週もリモートでは無く、スタジオでの番組配信
2021年8月24日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2021 J1リーグ 第25節 大分トリニータ 対 北海道コンサドーレ札幌の事例
- 2021 J2リーグ 第26節 ファジアーノ岡山 対 大宮アルディージャの事例
- 2021 J1リーグ 第25節 柏レイソル 対 サガン鳥栖の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第25節 大分トリニータ 対 北海道コンサドーレ札幌の事例
- スルーパスを受けたルーカスフェルナンデス選手がそのままペナルティエリア内に。ペナルティエリア内に入ったところで、三竿選手のディフェンスに合い転倒。
- 審判の判定はノーファールの判定。リプレーで見ると三竿選手の足はボールに触れずにルーカスフェルナンデス選手の右足に当たっているように見える。
- このプレーにVARの介入が無かった。
- VAR介入無しでノーファールの判定は妥当だったのか、このシーンについて議論
平畠さんの見解
【この判定について】
- ぼくはPKに見えました。
- 足がかかっているような気もしたし、逆になぜVARが介入しなかったのかが気になる。
- 一度レフリーの方に見てもらったほうが良かったのかなと思う。
【Twitterの意見】
- ルーカスが倒されたシーンがなぜPKにならなかったのか?VARにもならなかったのはどうしてなのか?完全に足がかかっているし、相手選手はボールにふれていないように見えました。検証お願いします。
原さんの見解
【この判定について】
- 三竿選手はまったくボールには当たっていない。それで足を振ってルーカス選手にはあっている。と思うとPKとられても仕方ないかなという気がします。
- 三竿選手も振りながらも最後は足を止めているところもある。あとはルーカス選手の倒れ方が見事すぎたので、演技じゃないかと思ったのかなという感じがする。
- いずれにしてもオンフィールドレビューで確認したほうがわかりやすかったという気が個人的にはする。
奥谷さん(元国際審判員)の見解
【ファールかノーファールか】
- PKに見える。
- 推測の話になるが、当然VARと主審がやり取りをしているはず。
- 接触があるけれどどう見えたか。主審がオーバーアクションに見える。というコメントがあり、VARが明白とまでは言えない。と判断をされた。
- というところでオンフィールドレビューまでいかなかったのではと思う。
【主審の説明によりVAR側からオンフィールドレビューを勧めないか】
- あくまでも主審の意見を尊重するというところがあるので、明白では無いという事で、10人中9人がPKだと思わない場合には、それ以上のサジェスチョンはしないと思う。
事例2:J2リーグ 第26節 ファジアーノ岡山 対 大宮アルディージャの事例
- 中野選手のシュートを梅田選手が弾いた所を河田選手がゴールを決めるがここ主審のホイッスル。
- 河田選手のゴールは認められずこの判定に必要に抗議した河田選手にはイエローカードが提示された。
- ゴールが認められなかった理由としてはゴールキーパーが保持していたボールを蹴ったという事だと思われるが、ノーゴールの判定は正しかったのか
- このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 映像でわかりずらい。手とピッチでしっかりと挟まっていたのか、手とピッチでボールが少し浮いていたのかというのがちょっとわかりずらいけれども、河田選手のゴールの決まり方がスパーンと決まっている。
- もしかしたら少し離れていたのかなという印象があって、もしかしたらゴールという判定もあるのかなと思いながら見ていた。
【Twitterの意見】
- 自分は現地で見ていて、主審はボールを押さえているというジェスチャーをしていました。主審はまじかで見ていて、すぐ笛を吹いていたので自信があったのだと思うのですが、どうなのでしょうか?
原さんの見解
【このシーンについて】
- 難しいけれども、奥谷さんの説明を聞くと、GKが弾いた後に、一瞬早くボールに手を載せている感じはする。
- 押さえていたように見えるけど、ストライカーだとするとそのぐらいだと行くだろうなと思う。
- どっちにも取れるけど、奥谷さんの説明を聞くと他のものとの間が一瞬早かったように見える。
奥谷さん(元国際審判員)の見解
【どういう状況の時にGKがボールを保持していると認められるか】
- GKが両手でボールを持っている時。GKの手と他のものとの間にある時。まさに今回がフィールドと手の間にボールが一瞬早くあったのではないかとの判断だったと思う。
- 他には広げた手のひらにボールを載せている。ボールを地面にバウンドさせている、キックモーションの時にボールを投げ上げている時は、ボールをコントロールしている時とみなされる。
- ボールをコントロールしている時は、相手競技者はチャレンジできないという事になっている。
【このシーンについて】
- どっちでも取れるシーンだったと思う。
- 逆に言うと良くレフリーがあのノーマルスピードの状態でGKが一瞬早く抑えたという判断のもとに笛を吹いたなというのが良かったのではないかと思っている。
- ゴールインでも納得できるシーンではあるが、勇気をもって笛をふいたなという印象。
事例3:J1リーグ 第25節 柏レイソル 対 サガン鳥栖の事例
- パクイルギュ選手がボールキープするとタッチラインをわっているにも関わらずボールを持ち続けるあきらかな遅延行為
- さらに三原選手の行為を受けて相手を突き飛ばしたところで主審はパクイルギュ選手にイエローカードを提示
- ただ、このシーンでは三原選手を突き飛ばす前にボールを投げるようなシーンもあり、イエローカードに相当する行為が2回あったようにも感じられます。
- 立て続けに2枚のイエローカードを提示して退場となる可能性もあったのか
- このシーンについて議論。
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- イエロー1枚、2枚云々にしても、パク選手はやりすぎたかなという印象はあるが、イエロー2枚出すほどかなという印象はある。
- もちろん細かく見ていたらイエローに該当する行為は何個かあったと思うが、僕はレフリーの1枚の判定で僕はいいんじゃないかなという気はする。
【Twitterの意見】
- パク選手の行為は、遅延+反スポーツ的行為で、イエロー2枚で退場なのではないでしょうか。現地で観ていてそう感じ、DAZNで見直してもそう感じました。友人知人も同じ意見の様です。桑原さんも実況で見ておられたと思いますし、いかがですか?
原さんの見解
- ルール上では、2枚のイエローカードで退場になったとしてもおかしくないと思う。
- パク選手は独特だし良いGKであるからこのプレーはもったいないと思う。
- タッチラインギリギリで繋ごうと思ったが出てしまった。
- 仮に失点の可能性があるからボールを持って行ってしまったとしても、そこで終わればよかったけれども、そこでもう一回相手がきたら倒してしまったら、出されても仕方が無いと思う。
- そういうリスクがあるプレーだという事を本人が一番わかっているのだから、それを含めてうまくやらないと退場になってもおかしくないと思う。
奥谷さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 遅延行為のレベルが通常のよりもだいぶ悪質性がある。
- 同じカードを出すにしてもそれが観客とか選手にもわかるように強い態度というか、そういうのがあったほうが良かった。
- ゲームコントロール上では、1枚のイエローカードでよかったのではと思う。
【イエローカードを2枚連続で出すことは出来るか】
- それは、可能性としてある。
まとめ
今回は、2021年8月24日に配信されたJリーグジャッジリプレイ#23の事象についてまとめてみました。
事例2で解説のあったGKがボールを手でコントロールしていると判断される時について、確かに以前解説があったように思いますが、忘れていましたので、改めて学ぶことが出来たと思います。
何度も繰り返し解説いただくことで覚えていくのかもしれません。
これからも判定については、海外での判定含め色々な議論になると思いますが、今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
参考:本日の用語について
GKがボールを手でコントロールしていると判断されるとき【抜粋】
- ボールがGKの両手で持たれているとき
- ボールがGKの手と他のもの(例えば、グラウンド、自分の体)との間にあるとき
- ボールに手や腕のいずれかの部分で触れているとき ※ただし、ボールがGKから跳ね返った、またはGKがセーブした場合を除く
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