Jリーグジャッジリプレイ

ハンド特集!ハンドの判定はやはり議論が白熱する(2020年12月8日配信のJリーグジャッジリプレイ#29を見て)

はじめに

本日は、2020年12月8日配信のJリーグジャッジリプレイ#29で放送された事例をまとめたいと思います。

何とか2021シーズン開幕前には、2020シーズンの記事は終わらせられるように今後も少しずつ更新していきたいと思います。

今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。

 

DAZNのJリーグジャッジリプレイとは

  • 毎週火曜日に更新
  • 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
  • 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演

 

2020年12月8日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例

  • 2020 J2リーグ第38節 水戸ホーリーホック 対 ジュビロ磐田の事例
  • 2020 J1リーグ第31節 清水エスパルス 対 川崎フロンターレの事例
  • 2020 J2リーグ第38節 大宮アルディージャ 対 愛媛FCの事例
  • 2020 J2リーグ第31節 大分トリニータ 対 ベガルタ仙台の事例

Jリーグジャッジリプレイの映像

事例1:J2リーグ第38節 水戸ホーリーホック 対 ジュビロ磐田の事例

  • ジュビロ磐田がボールを奪い伊藤選手がシュートを放ちこぼれ球を山本選手がシュートがゴールに決まった場面。
  • しかし、主審はハンドの判定でゴールを認めなかった。リプレーで確認すると伊藤選手のシュートが松本選手の左腕に当たっていたがハンドでゴール取り消しの判定が正しかったのか
  • 今回は、このシーンについて議論

平畠さんの見解

  • 厳しい感じがするが取られるかなって感じがする。との見解
  • ゴール付近での攻撃側選手のハンドについてあやふやなのでこの機会に教えて欲しい

原さんの見解

  • 山本選手のシュートは言いシュートだった。
  • だけど、松本選手の腕に当たってそのままダイレクトでシュートを放ったので攻撃側の選手に意図的ではないが当たって直後に当てはまるのでノーゴールになるとの見解

小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解

  • 原さんがおっしゃった通り直後と考えてノーゴールとの見解
  • 偶発的であってもボールが自分や味方選手の手に当たり直後に相手競技者のゴールに得点するあるいは得点の機会を作り出すに該当すると考える

事例2:J1リーグ第31節 清水エスパルス 対 川崎フロンターレの事例

  • 清水のフリーキック。西澤選手が蹴ったボールのこぼれ球を拾ったヘナト アウグスト選手が右足でゴールした場面
  • リプレーで確認する西澤選手のフリーキックはワンバウンドした後にカルリーニョス ジュニオ選手の腕に当たっているようにも見え、川崎側にハンドをアピール選手が見られた。
  • 今回は、事例1と同様にゴールを取り消すべきだったのかを議論

平畠さんの見解

  • これ難しいですよね。直後問題。事例1とどれくらい違うかというと言われたらハンドと言われても仕方がないという気がする。事例1を見ているのでとの見解

原さんの見解

  • カルリーニョス選手の手に確かに当たっているが、ヘナト選手のワンドリブル。1つのプレーが挟んだのをどう見るかということ
  • ダイレクトで蹴っていれば事例1と同じように考えるべきだと思うが、これは直後では無いとの見解。
  • ワンクッション違うプレーが入った時には直後とは言わないにしたほうがわかりやすいと思う

小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解

  • 直後とは考えないとの見解
  • ドリブルをして川崎の選手にもチャレンジするチャンスがあるという時間的に短いとは考えない
  • そのため、直後ではなくゴールを認める判断をしている

事例3:J2リーグ第38節 大宮アルディージャ 対 愛媛FCの事例

  • 大宮のクロスにクリアしようとした愛媛の茂木選手の足に当たった後に右手にもボールが当たった場面
  • 笛はならずノーハンドの判定
  • 今回は、このシーンについて議論

平畠さんの見解

  • 攻撃している側からするとハンドでしょとなる
  • 少し原さんに近い感覚

原さんの見解

  • 納得はしていないけれど、現行ルールではハンドとの見解

小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解

  • 競技規則から行くと、競技者自身の頭または体から直接触れるルールから行くとハンドでは無いという判断をする
  • プレーの一つの流れとして認めているということ

事例4:J2リーグ第31節 大分トリニータ 対 ベガルタ仙台の事例

  • 大分がミスからチャンスを掴む。クリアボールを拾った伊佐選手がシュートを放つがシマオ マテ選手に阻まれた場面
  • リプレーで見ると伊佐選手のシュートはシマオ マテ選手の左腕に当たっており大分の選手もハンドをアピール
  • 結局ハンドは取られなかった。
  • 今回は、このシーンについて議論

平畠さんの見解

  • これハンド取られてもしょうがないかなとの見解
  • 不自然に手が出ているように見える。逆になぜハンドでは無いのかがどういう理由なんだろうと思った。

原さんの見解

  • シマオ マテ選手の表情がすべて
  • 助かったっていう表情にすべてが出ているので、ペナルティになってもおかしくなかったとの見解

小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解

  • 映像から見るとハンドという反則をとっても仕方がないとの見解
  • ただ、レフリーは、ディフェンスの選手が右足を出してボールのコースを消しに行った、左腕はバランスをとるための手であって近くからあたったという判断をしたのだと思う

 

まとめ

今回は、2020年12月8日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイ#29の事象についてまとめてみました。

ハンド特集という事もあり、議論も色々な意見が出ました。難しい判定や納得できな判定が多いのもハンドという反則の特徴だとは思います。

話のなかでもありましたが、ハンドの判定について、国際サッカー評議会(IFAB)が議論しているという事ですので、またルールが変わるかもしれません。

難しい判定が今後も続くと思いますが、今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。

参考:本日の用語について

第12条ファウルと不正行為 ボールを手または腕で扱う(抜粋)

  • 偶発的であっても、ボールが自分や味方競技者の手や腕に触れた直後に
  • 相手競技者のゴールに得点する。
  • とくてんきかいを作りだす。

第12条ファウルと不正行為 ボールを手または腕で扱う(抜粋)

  • 次のようにボール競技者の手や腕に触れた場合は、反則では無い
  • 競技者自身の頭または体(足を含む)から直接触れる。

国際サッカー評議会(IFAB)

  • サッカーの競技規則は、国際サッカー競技会(IFAB)によって制定されている。
  • FIFAならびにFIFAに加盟する各大陸連盟及び加盟協会下で行われるサッカー競技は、すべてこの規則に基づきプレーされる。
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柏レイソルとともに10年が過ぎました。これからも変わらず柏レイソルを応援していきたいと思いブログを書いています。

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