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目次
はじめに
本日は、久しぶりのJリーグジャッジリプレイの内容をまとめたいと思います。
今回は、少し前になりますが、2020年10月6日配信のJリーグジャッジリプレイ#20で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年10月6日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第20節 横浜F・マリノス 対 ヴィッセル神戸の事例
- 2020 J1リーグ第20節 大分トリニータ 対 清水エスパルスの事例
- 2020 J1リーグ第29節 浦和レッズ 対 FC東京の事例
- 原博実セレクション
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第20節 横浜F・マリノス 対 ヴィッセル神戸の事例
- 神戸の西選手がワンタッチで折り返したボールに取りに行った郷家選手がペナルティエリア内倒れた場面
- 主審は扇原選手のファールを取りPKの判定
- 扇原選手のタックルは郷家選手の足に当たらないように止めているように見える。
- 今回の議論のポイントは、PKの判定が正しかったのかを議論
平畠さんの見解
- 引きの映像を見るとPKだと思ったがスローの映像を見ると扇原選手の足はかかっていないように見えるしそれが原因で倒れたようには見えなかったのでPKではないとの見解
原さんの見解
- PKとの見解
- 扇原選手の足に当たりに行っている。どちらかと言えばシュミレーションを取られても仕方がないと思う。
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- PKでは無いとの見解
- シュミレーションの反則になっても仕方がないと思う。
- 自分から引っかけに行っていると思う。
- 接触が無くてダイブしている場合は、明らかなシュミレーション。接触があって倒れる場合は流す場合もある
- 右足が当たっているとレフリーからは見えたのだと思う。
事例2:J1リーグ第20節 大分トリニータ 対 清水エスパルスの事例
- 大分の田中選手が中に折り返したボールを野村選手がシュートするが、ボールはバーに弾かれる。弾かれたボールを田中選手がゴールに蹴りこんだ場面
- リプレーを見ると野村選手がシュートした時点では、田中選手はオフサイドポジションにいた。
- バーに弾かれたボールは一度、ヴァウド選手の頭に当たっているが、意図的なプレーではないため田中選手はオフサイドではないかという意見が寄せられている。
- 今回の議論のポイントは、このゴールの判定が正しかったのかを議論
平畠さんの見解
- ゴールシーンを見たときは、ゴールだなと思った。皆さんがチャント見られていることにびっくりした。
- そうやって考えるとオフサイドだと思った。
原さんの見解
- オフサイドとの見解
- ヴァウド選手は意図的に触れているというよりは当たってしまったため、これはオフサイドだったととるべきだったと思う。
- 最初は中々わからない内容
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- オフサイドの反則とすべきだったとの見解
- セーブは、ゴールに入りそうな、ゴールに近づいたボールを競技者が手または腕以外の体のいずれかを用いて止める。あるいは止めようとする。その場合は、オフサイドの判定になる。
- このシーンを考えるとキーパーがセーブをして、オフサイドポジションにいればオフサイド。かつヴァウド選手に当たっているが意図的なプレーとは見ないので、オフサイドポジションにいる選手が次に触ればオフサイドとして罰せられる。
- 清水エスパルスの選手がピッチ外に出ているが第一番目の守備者としてカウントされる。
事例3:J1リーグ第29節 浦和レッズ 対 FC東京の事例
- 浦和レッズの宇賀神選手がシュートしたボールが審判にあたり、FC東京の中村選手がクリアしたところで主審の笛がなった場面
- 主審は浦和のドロップボールで再開しようとするがFC東京の選手が抗議。結局判定は変わらずドロップボールで再開
- 今回は浦和ボールの再開で正しかったのか議論
平畠さんの見解
- 宇賀神選手が蹴ったボールが審判にあたりFC東京の選手のところにボールがいったのでドロップボールで良いのではとの見解
原さんの見解
- この状況であれば流しても大差なかったのではとの見解
- 杓子定規的にドロップボールを適用したところにこれでよいのかなと思った。そう思った人が多かったとも思った
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- レフリーが取った処置で正しいとの見解
- 競技規則の適用からすると正しい処置だと思う。
原博実セレクション
- 原さんが気になったシーンを取り上げる原博実セレクション
- 今回のピックアップは、J1リーグ第29節 ヴィッセル神戸 対 名古屋グランパスの試合
- 神戸のダンクレー選手のパスを受けたサンペール選手に米本選手がプレスに行った場面
- ボールがこぼれ、神戸ボールになるが、米本選手が立ち上がれなかったので主審がプレーを止めた。
- リプレーで見ると米本選手の左足をサンペール選手が踏みつけているようなプレーがあったがファールは取られずカードも出なかった。
- 今回はこのシーンについて議論
- 原さんが選んだ理由は、足の裏でいくプレーはやめたほうがいいとい思った。
平畠さんの見解
- 見ていて怖かった。すごい怪我をしそうで怖いというかカメラによっては意図的に踏みつけているように見えたとの見解
- カードが出てもおかしくないしあまり見たくないシーンだった
原さんの見解
- レフリーが見えていたらレッドカードを出していてもおかしくないとの見解
- 相手をブロックするために足の裏でいったように思えた。
小幡さん(JFA審判1級インストラクター)の見解
- スローで見ると事の起こりがわかるが、現場レフリーから背中になっているし、かつ前に選手がいるのできちんと見えていたかというと見えていなかったのではないか
- なかなか見にくい場所なのでサポートしにくい接触であると思う。
- 接触の仕方は悪いのでスローで見るとレッド化と思うが、足のかかとが地面についていて強い力で踏みつけたというよりもタックルに行った足が相手のふくらはぎにあたったと考えると警告でも良いと考えている。
まとめ
今回は、2020年10月6日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
今回は、オフサイドの競技規則について確認することができました。相手競技者側にボールタッチがあった場合のオフサイドの定義がわかっていなかったので本当に勉強になりました。
今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:オフサイドの競技規則
第11条 オフサイド 2.オフサイドの反則【抜粋】
- オフサイドポジションにいる競技者は、相手競技者が意図的にプレーしたボールを受けたとき、利益を得ているとはみなされない。ただし、意図的なセーブからのボールを除く
- 競技者の頭、胴体、または足の一部でお、ボール及び後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い場合
相手競技者側にボールタッチがあった場合
- 意図的ではないプレー【はね返り】⇒オフサイド
- 意図的なプレー⇒オフサイドにならない
- 意図的なセーブ⇒オフサイド
参考:ドロップボールの競技規則
- 主審は、最後にボールに触れたチームの1人の競技者にボールをドロップする。
- ボールがペナルティエリア内の場合はゴールキーパーにドロップする。
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