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目次
はじめに
久しぶりの掲載になりますが、本日は、毎週火曜日に更新されているJリーグジャッジリプレイのまとめとなります。
今回は、2020年9月8日配信のJリーグジャッジリプレイ#16で放送された事例をまとめております。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演
2020年9月8日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例
- 2020 J1リーグ第14節 湘南ベルマーレ 対 ヴィッセル神戸の事例
- 2020 J1リーグ第14節 清水エスパルス 対 柏レイソルの事例
- 2020 J1リーグ第14節 べガルタ仙台 対 ガンバ大阪の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ第14節 湘南ベルマーレ 対 ヴィッセル神戸の事例
- 神戸の前川選手からサンペール選手がボールを受けたところ、湘南の齊藤選手が後ろから倒した場面
- よく見ると湘南の齊藤選手の足が、サンペール選手の右足アキレス腱のあたりを踏みつけているプレーであった。
- 判定はノーカード
- 今回の議論のポイントは、ノーカードの判定が妥当だったのか議論
平畠さんの見解
- かなり危険には見えるので、イエローカードが出てもおかしくないのかなとの見解でした。
原さんの見解
- スローで見たらおっかなかった。サンペール選手が踏ん張っていたら足首が折れていたのではという感じに見える。斎藤選手もあえて踏みつけに行ったわけでは無いが、結果的に危険なプレーとなっているので、下手したらレッドカードが出てもおかしくなかったとの見解
- 審判がわかればカードが出るべきだと思う。VARが入っていたらレッドカードでもおかしくはなかった。
牧野さん(東京都サッカー協会審判委員長)の見解
- 後ろからのプレーであるため、最低でもカードが必要であったのではという見解
- 主審のフォーカスが下の方に行っていなかったのではないか
- 見る限り足の裏でアキレス腱あたりを足の裏で言っているので最低イエローカードが必要だった感じがする。
- もっとスライディングでいっているとフォーカスが足の方ににあってレッドカードというふうになるシーンである
事例2:J1リーグ第14節 清水エスパルス 対 柏レイソルの事例
- 清水の金井選手のクロスが柏レイソルの古賀選手の腕に当たった場面
- 主審は清水のフリーキックとするがスローでよく見ると古賀選手の足はペナルティエリアにかかっているかいないか微妙なところだがボールが当たった手はペナルティエリアの中のように見える。
- 今回の議論のポイントとして、フリーキックの判定が正しかったのか議論
平畠さんの見解
- ボールが当たっている手がペナルティエリアの中に入っているのであれば、PKになるのではないかとの見解
原さんの見解
- ハンドを取るのであれば、PKだと思うとの見解
- 足は外であるが、手はペナルティエリアの中である。以前この逆で、ゴールキーパーがペナルティエリア外、中で議論があったがその逆に近い。体は外に出ているが、手が中でボールが当たった場所を見るとペナルティエリアだったと思う。
牧野さん(東京都サッカー協会審判委員長)の見解
- 手が当たっているのはペナルティエリアの中であるので、これはハンドでPKとなる判定との見解
- ゴールキーパーの体がペナルティエリアの中で手が外の場合、ハンドになるのと同様に、体がペナルティエリアの外であっても手がペナルティエリアの中であればハンドになる。
関連記事:価値ある勝利!:2020 J1リーグ第14節 清水エスパルス 対 柏レイソル 試合結果
価値ある勝利!:2020 J1リーグ第14節 清水エスパルス 対 柏レイソル 試合結果試合結果
清水エスパルス
柏レイソル
0
前半
2
1
後半
0
1
合計
...
事例3:J1リーグ第14節 べガルタ仙台 対 ガンバ大阪の事例
- 仙台のコーナーキックの場面
- コーナーキックのボールに仙台のゲデス選手とG大阪の小野瀬選手が競り、流れたボールがG大阪のアデミウソン選手がボールを追っていたところでホイッスル
- G大阪の選手にハンドがあったとしてPKの判定。
- 中継の中では、最初にアデミウソン選手のハンドと紹介された
- 今回はこのシーンについて議論
平畠さんの見解
- 一瞬の事でなんのことだかわからない感じがする。Twitterでもアデミウソン選手のハンドなのという内容が多かった
原さんの見解
- よく見ていた。すばらしいとコメントしていました。(牧野さんの見解後のコメント)
牧野さん(東京都サッカー協会審判委員長)の見解
- アデミウソン選手の肩にボールが当たっている。競技規則では、脇から下がハンドで肩はハンドではないためアデミウソン選手はハンドではないとの見解
- 審判は、小野瀬選手の手にボールが当たっているという事でPKにしたのだと思う。
- PKの判定は正しかったと思う。
まとめ
今回は、2020年9月8日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイの事象についてまとめてみました。
事例2の清水エスパルスと柏レイソルの試合の中で、古賀選手のハンドでフリーキックとなった場面は正しい判定はどっちなのかを確認したいと思っていました。
今回のジャッジリプレイで確認することができ良かったです。
今後もハンド判定については、色々な議論があると思いますが、今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
参考:ハンドと判定される位置
- ハンドと判定される位置については、ピッチに設置している接地面の足がどこかでは無く、ボールをプレーした部位の位置がどこであるかという事。
- ペナルティエリアのライン上であってもペナルティエリアの中であると判定される。
参考:ハンドの競技規則
第12条 ファウルと不正行為 ボールを手または腕で扱う【抜粋】
- 手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れる。
- 競技者の手や腕が方の位置以上のたかさにある。(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)
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