はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日も各地でJリーグが行われましたね。国立競技場では、清水と千葉の「オリジナル10」対決が行われたようです。
J2歴代最多人数を更新。結果は2-2のドローだったようですが、神谷選手もゴールしたようでかなり熱い戦いとなったのだなと思う今日この頃です。
それでは本題。
2023シーズンもジャッジリプレイは継続。2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイの内容をまとめていきたいと思います。
本日は、2023年7月11日に配信された2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#19で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第20節の中から、3つの事例が紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、審判ゲストは、家本さん
- 今回はスペシャルゲストで佐藤勇人さん、佐藤寿人さんが出演
2023シーズン Jリーグジャッジリプレイ#19の事例
- 2023 J1リーグ 第20節 名古屋 対 横浜FM 2分、17分の事例
- 2023 J1リーグ 第20節 柏 対 湘南 72分、77分の事例
- 2023 J1リーグ 第20節 福岡 対 札幌 58分の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第20節 名古屋 対 横浜FM 2分、17分の事例
2分の事象
- 永戸選手のスルーパスに西村選手が走りこむが転倒。
- リプレイで見ると河面選手が押したようにも見えるが、主審の判定はノーファイルとなった。
17分の事象
- 松原選手が前線に送ると走りこんだヤンマテウス選手が転倒
- リプレイで見ると森下選手の足が当たって転倒しているように見えるが、こちらも主審の笛は鳴らずノーファウルの判定となった。
- この判定は妥当だったのか議論。
このシーンの総括
- 2つとも十分サポートできる判定。(一貫性もあった)
- ただ、他のレフリーと見た時には違う判定になる可能性もある。
- 明らかにファウルでもないし、明らかにノーファウルでもないシーン
事例2:J1リーグ 第20節 柏 対 湘南 72分、77分の事例
72分の事象
- 小屋松選手が抜け出そうとしたところで、転倒してホイッスル。
- 主審は山本選手のファイルを取りイエローカードを提示。
- ここでVARが介入。映像を確認した上で判定は変わらずイエローカードのままとなった。
77分の事象
- ソン ボムグン選手のキックに大橋選手が抜け出したところで転倒
- 主審の笛は鳴らずプレイが続けられるが、その後VARが介入。
- オンフィールドレビューを行った結果、主審は立田選手のファウルを取りレッドカードを提示
- それぞれの判定は妥当だったのか
Twitterからの意見
- ドグソ4要件の一つ、「ボールをコントロール出来る可能性」はあったのでしょうか?ロングボールのワンバン目の処理はまず無理、ツーバン目はキーパーの方が早く届くと思いました。皆さんの見解を聞きたいです。
このシーン総括
- 72分のシーンは明らかにレッドカードとは言えないので、イエローカードでよかった。VARは入らなくてもの良かった。
- 77分のシーンは、100%レッドカードかというと下がるが、ノーファウルとなっているので、VARは確実に入る。(現場の判断でフリーキックにしてほしかった)
- コントロールのところがあるにせよ、ヘディングでチャレンジできる可能性はあると思うので、VARが入った中で、レッドカードにしたのは十分フォローできる。
事例3:J1リーグ 第20節 福岡 対 札幌 58分の事例
- スパチョーク選手から駒井選手に渡ったところで転倒するが、主審の笛は鳴らずそのままプレイが続けられる。
- そこからプレイが切れたところ(1分30秒後)にVARが介入。
- 主審がオンフィールドレビューを行う事に。
- 駒井選手が転倒したシーンは、ドウグラス グローリ選手の足が掛かっているように見える。
- 主審は映像を確認したうえで、ドウグラス グローリ選手のファウルと判定し札幌にPKを与えた。
- 一連の流れを含めこの判定は妥当だったのか議論。
このシーンの総括
- 映像を見るとファウル。ぱっと見てすぐわかると思う。
- 少なくとも1分以内に主審にstop the game をコールすることが出来たと思う。
まとめ
今回は、2023シーズンJリーグジャッジリプレイ#19の内容についてまとめてみました。
今回の事例2は、現地で観戦していました。
小屋松選手がファウルを受けたシーンは、DOGSOないか?と一瞬期待したところはありましたが、方向が難しいかなとも思っていましたので、判定にはその場で納得していたと思います。
立田選手のファウルは、あそこでファウルなのであればDOGSOだなと思っていたので、VAR介入した時点で、退場だなと思っていました。
コントロールできる可能性について議論がありましたが、今後テクノロジーがもっと進化したら、AIがファウルが無かった場合の映像を作り出し判定に利用する機会が訪れるかもしれないなと思いました。
判定については、色々な意見はあるものの、桑原さんが最後に「サッカーにかかわる皆様へのリスペクトはお忘れなく」とコメントしているように、リスペクトは忘れないように、今後もコメントしていきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
2023シーズンも引き続きJリーグジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
本日の用語
DOGSOとは?
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
競技規則第12条 ファウルと不正行為【抜粋】
- 競技者が、相手競技者とボールの間に自らを置くこおてゃ、ボールがプレーできる距離にあり、相手競技者を手や体で押さえていない限り、反則ではない。
- ボールがプレーできる距離にある場合、その競技者は、正しい方法で相手競技者にチャージされることがある。
関連記事:2023シーズンJリーグ選手名鑑(エル・ゴラッソ特別編集)を購入しました。