はじめに
どうも!Taruta(たるた)です。
今日も昨日に引き続き暑いでしたね。
幸いなことに、娘の送り迎え程度の外出でしたので、今日の暑さを体感することはありませんでしたが、梅雨はどこに行ってしまったのかと思う今日この頃でした。
それでは本題。
2022シーズンもジャッジリプレイは継続。
本日は、2022年6月21日に配信された2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#14で放送された事例をまとめたいと思います。
今回の事例は、J1リーグ第17節の中から、合計4事例紹介されています。
今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。
DAZNのJリーグジャッジリプレイとは
- 毎週火曜日に更新
- 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
- 司会は桑原さん、Jリーグウォッチャーの平畠さんも出演
- 今回はスペシャルゲストでDAZN解説でもおなじみの戸田和幸さんが出演
2022シーズン Jリーグジャッジリプレイ#14の事例
- 2022 J1リーグ 第17節 磐田 対 鳥栖の事例
- 2022 J1リーグ 第17節 G大阪 対 横浜FMの事例
- 2022 J1リーグ 第17節 柏 対 神戸の事例
- 2022 J1リーグ 第17節 湘南 対 FC東京の事例
Jリーグジャッジリプレイの映像
事例1:J1リーグ 第17節 磐田 対 鳥栖の事例
- 鳥栖のコーナーキックの場面。
- 守備を固める磐田の選手の中に、上原選手がコーナーフラッグに向かいボールを堀米選手の足に当ててボールを奪うと磐田のカウンターに
- 最後は、ファビアンゴンザレス選手がゴールを決め磐田の得点に
- ただ、鳥栖のコーナーキックが成立していたが疑問も残るシーンだった。
- このシーンについて議論
平畠さんの見解
【鳥栖のコーナーキックが成立していたか】
- わかんないっす。
- なんで、ゲームが動き出したのか今のでは全然わからない
戸田和幸さんの見解
【鳥栖のコーナーキックが成立していたか】
- 映像を見た限り不思議な感じがした。
- あれだけ確信をもってボールを取りに行っていると見たときにボールは触ったのかもしれないけれども、ボールがコーナーエリアから出る出ないにどれだけ判定に影響があるのか
- あれだけ確信をもってボールを取りに行っているという事は触ったのかな?と思う。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 鳥栖としてチームで何かをやろうとしたのが一つ
- 競技規則では、ボールは、けられて明らかに動いたときインプレーとなる。コーナーエリアを出る必要はない。
- 昔は、1回転しなければだめとか、少し動いただけではダメというのはあったので、明らかさを明記した。
- 明らかというのは誰にとってかは、一番大切なのは、審判が明らかと認めるか。
- 二つ目は、この場合で言うと磐田側の選手が感じることが出来るかどうか
- そういうシーンが出てきた。
- 岩崎選手がボールを置いて、蹴った。上原選手はそれを感じた。レフリーも見えていたと思う。
- 上原選手が来て気が付けばよかったが、想定外の出来事が起きたので、動けなかった。
- 上原選手は、明らかに動いたと思ったのでボールを奪い、磐田の速攻になって得点が生まれた。
- 上原選手をほめるべきシーンかなと思う。
事例2:J1リーグ 第17節 G大阪 対 横浜FMの事例
- 横浜FMのコーナーキックの場面。
- 水沼選手のキックをエウベル選手がヘディング。これを斎藤選手が処理しようとするがミスとなりエウベル選手がシュート。
- これを齊藤選手がブロックしてキープすると最後は、クォン ギョンウォン選手がクリア。
- ここでVARが介入。主審がオンフィールドレビューを行う事に。
- リプレーで見ると齊藤選手がエウベル選手のシュートをブロックした後のプレーで齊藤選手の左手に当たっているシーンがあった。
- ただ、主審はこのプレーをノーハンドと判定し、判定は変わらず横浜FMのスローインで再開となった。
- この判定は妥当だったのか議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 相手のシュートが近くて避けられないみたいな感じでは無いので、ハンド取られても仕方が無いと思った。
- 主審も見ているので何か理由があるんでしょうねとしか言いようがない。
【Twitterの意見】
- ノーマルスピードではわかりませんでしたが、中継のリプレイで見る限りは手でボールをコントロールしようとしているように見えました。ノーハンドと判定された理由が知りたいです。
戸田和幸さんの見解
【このシーンについて】
- 見た限り反射的な部分はかなり出ているけれども、体に対する手の部分とボールを何とかしなければならないところで、体を持って行こうとして当たっているけれども、苦しいと思う。
- 自分が、立場だったらしまったと思っている。当たっているのでハンドかなと思う。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- 判定が変わらなかったのは、分からない。
- 結論としては、90%以上ハンドの反則になるシーンだと思っている。
- 体で何とかしようとする意図が強い。そういう意識はあるが結果的に上手く連動していなくて、手で当たったものがコントロールされた。と見る。
- ボールが弾んだところに手と体が向かって行った。90%以上はハンドリングの反則なるというのが見解
4名のいえぽんボード図
事例3:J1リーグ 第17節 柏 対 神戸の事例
- 柏のチャンスの場面。ワンタッチパスを受けた小屋松選手は止めらるがこぼれ球に戸嶋選手が詰めた場面。
- 菊池選手が対応するが、ここで主審のホイッスル
- ペナルティエリアの外で菊池選手のファールがあったとして柏にフリーキックが与えられた。
- ここでVARが介入。オンフィールドレビューを行う事に。
- リプレーで確認すると接触はペナルティエリアの中で起こっていたため主審はペナルティキックに判定を変更。
- この判定に神戸の選手が激しく抗議。
- 菊池選手のファールでペナルティキックの判定は正しかったのか
- この判定について議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- 映像だけですぐ、これ確実にファールですねとはっきりわからなかった。微妙かなと思った。
【Twitterの意見】
- VARはきっと「DFが先にボールに触れてるし本当にファウル?」という介入だと思いました。ペナ内なのは1回見ればわかるのに何度も接点を見せてましたから。柏サポですが個人的にノーファウルと思いました。どういう視点でのジャッジだったのか?
戸田和幸さんの見解
【このシーンについて】
- 意図したものと実際のずれを見ていくと、触った後になるが足が振りあがった足が戸嶋選手に向かって行ってしまっているので、自分の中ではジャストでタックルに行ったと思っても、後に足で挟み込んでしまう形になっているとなると相手に危害を与えている行為に該当するかなというところもある。
- 菊池選手の意図とか気持ちとは別のところで、実際の減少としては足が上から向かってしまっている。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて】
- すぐ思ったのは、真横のアングルが欲しいなと
- ボール裏の映像、真横の映像など総合的に見ると、ボールには触っていると思う。
- ボールに弾かれて残念ながら足が、向かってしまった。
- 菊池選手は戸嶋選手に対して全く何かしてやろうというのは無いし、戸嶋選手もボールの前で止まりだすのでお互いが相手を配慮しながらフットボールをしようとしているのが前提としてある。
- ただ、残念ながら足のうち脛に足が当たってしまった。それは、曲がったまま当たってそのまま曲がるので、これは過剰な力とは言えないしスピードもワンステップで行っているのでMAXイエローカードかなと
- ダメージがあるので、ペナルティ、イエローカードは妥当な判断
- VARが入る必要性があったのかというと、オンリーレビュー済む
- もう一つは、時間帯の問題とか試合に大きなインパクトを与えるような場面では、オンフィールドレビューをリコメンドしても良いとなっているので、主審が自分自身の判定を後押しする材料としてオンフィールドレビューを見たのだと思う。
4名のいえぽんボード図
事例4:J1リーグ 第17節 湘南 対 FC東京の事例
- FC東京のスローインを湘南がカットした場面。
- 舘選手が跳ね返し、青木選手がヘディング。ここで町野選手のハンドをアピールするが、そのままプレー続行。
- 瀬川選手のパスから池田選手のシュートが決まり、湘南の得点となった。
- 青木選手のヘディングに対して、町野選手のハンドがあったようにも見える。
- このシーンについて議論
平畠さんの見解
【このシーンについて】
- ハンドに見える。手も上がっているし、手に当たった事からの攻撃で点までつながっている。
- 点を取られた側からすると納得いかないかな?という気はした。
【Twitterの意見】
- 東京の選手がヘディングしたボールが湘南の選手の手に当たったように見えるシーン。ここでポゼッションが湘南に移りそこから裏につないでゴールとなったが、起点となったプレーがハンドであり得点は認められないのではないか。
戸田和幸さんの見解
【このシーンについて】
- パットみた瞬間はハンドに見えた。
家本さん(元国際審判員)の見解
【このシーンについて:顔に当たっている映像の後のコメント】
- アングル的にレフリーは、顔に当たったのもわかっていると思うしフォースもわかっていると思う。
- VARは色んなアングルが見れるので、証拠を探したときに2つの映像があったので、これは顔だよねとなり、得点を認めているという話
- アングルによって人が受ける印象は変わってくるし、そこは興味関心を持ってくれるので、試合中は色々と大変だとは思うけれども、事実が出てくるアングルがあれば、多分世の中は混乱しないと思う。
- 中継中に、ハーフタイムとか解説の方が説明してくれたら、これじゃあで終わる話になるので、いろんな人がやることをやれば、いいのかなと思った。
まとめ
今回は、2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#14の内容についてまとめてみました。
最後の方で平畠さんがコメントしておりましたが、「中継から流れてくる映像だけがすべてではない」という言葉が印象に残りました。
中継から流れてくる映像だけで物事を判断してしまうのは、ある意味仕方が無いことなのかもしれません。
ただ、それがすべてではないという事は理解しておく必要があると思いますので、今後もブログを掲載していくときには自分自身気を付けたいと思います。
これからも、いろいろな見解や議論があると思いますが、今後もジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。
最後まで内容を確認して頂き、ありがとうございます。
参考:本日の用語について
第17条 コーナーキック
- 進め方【抜粋】
- ボールは、けられて明らかに動いたときインプレーとなる。
- コーナーエリアを出る必要はない。
DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。