Jリーグジャッジリプレイ

ドロップボールの進め方!(2020年12月15日配信のJリーグジャッジリプレイ#30を見て)

はじめに

本日は、2020年12月15日配信のJリーグジャッジリプレイ#30で放送された事例をまとめたいと思います。

2020シーズンのJリーグジャッジリプレイも今回を入れてのこり2回となりました。

何とか2021シーズン開幕前には、2020シーズンの記事は終わらせられるように今後も更新していきたいと思います。

今後もJリーグジャッジリプレイを通して、サッカーのルールを学んでいきたいと思いますので、皆さんも参考にしていただければと思います。

 

DAZNのJリーグジャッジリプレイとは

  • 毎週火曜日に更新
  • 週末のJリーグで起こった事象(判定)についてSNSで反響のあったプレーをわかりやすく解説
  • 司会は桑原さん、Jリーグ副理事長の原さん、タレントの平畠さんも出演

 

2020年12月15日配信のJリーグジャッジリプレイでの事例

  • 2020 J2リーグ第40節 モンテディオ山形 対 ファジアーノ岡山の事例
  • 2020 J1リーグ第32節 名古屋グランパス 対 横浜FCの事例

Jリーグジャッジリプレイの映像

事例1:J2リーグ第40節 モンテディオ山形 対 ファジアーノ岡山の事例

  • 山形の前川選手が前線にスルーパスを送るとこれを受けた加藤選手がペナルティエリアの手前で濱田選手のファールを受けて倒れた場面。
  • 主審は、濱田選手にイエローカードを提示。DOGSOでレッドカードを出すべきだったのではとの意見が寄せられている。
  • 今回は、このシーンについて議論

平畠さんの見解

  • DOGSOの4要件を考えるとレッドカードかなと思いますとの見解
  • 今のプレーを見る限り全然シュートが打てる方向にも体制にもなっているので4要件という意味では完全にあてはまるかな

原さんの見解

  • コントロールはうまくいっている。そのボールどっちが触るかという位置にある。
  • 濱田選手も触れる位置にありイーブンかどうかという状況で、コントロールできていると見るか五分五分に近い形で行っていると見るかだと思う。
  • 完全にコントロールできているかというと難しいね
  • 結果的には、足を蹴っているのでDOGSOだろうなとの見解

廣嶋さん(JFA審判S級インストラクター)の見解

  • DOGSOという点ではDOGSOだと感じたとの見解
  • 迷うところはボールのコントロールというところになるが、彼のファールが無かったという事は彼が存在しなかったと考えてコントロールしているかを考えると十分にシュートを打てる
  • 濱田選手のタックルが十分にボールに触れる可能性があり、それに対してFWの選手が足を置きに行ったと考えるのであれば、コンタクトを引き犯したのはFWの選手という事で、ノーファールの判定になる
  • 今回の場合、そこがどうなのかというと、意見が分かれるところではあると思うが、FWの選手の動きとしてそこまであからさまにブロックする意図で足を置いたというよりもドリブルの流れの中で足の運びになると感じた。
  • 結果として相手の足にコンタクトしたという事で、ファールとすべきと思った

事例2:J1リーグ第32節 名古屋グランパス 対 横浜FCの事例

  • ガブリエル シャビエル選手のクロスをシミッチ選手が折り返したところでホイッスルが吹かれた場面
  • 横浜FCの田代選手のハンドを取って名古屋にPKが与えられた。この判定に横浜FC側が猛抗議
  • その後、主審と副審で協議が行われて、ハンドでPKの判定を取り消した。
  • 今回はこのシーンについて議論

平畠さんの見解

  • ハンドになってもしょうがないかなという印象があるとの見解
  • 目の前で誰かがフリックして急にコースが変わって当たってしまったという状況とは違う。ボールが来るまでの時間も距離も結構あった
  • そういうことを考えるとハンドとなっても仕方がないとの意見

原さんの見解

  • 手だけに当たっているわけでは無くて、体と手と同じくらいに当たっているように見えるかなとの見解
  • 急激にきて対応できない距離ではないし、ボールも早くはなかった
  • おなかの脇で同時位に当たっているくらいな感じだとどっちともとれると見るしかないのかも

廣嶋さん(JFA審判S級インストラクター)の見解

  • 直感としてはハンドになるなとの見解
  • ただ、自分が主審だった時には笛を吹かなかったと思った。
  • 腕の位置でいうと体にしっかりつけていた、そこでハンドにすることはできないと思った。
  • 距離的に短いか遠いかというと、遠くは無いが時間はあった。あの状況で腕を残すという事は当たる可能性があることをわかって残している。
  • 意図があって残していると判断せざるおえないと思ったので、ハンドにすべきとの考え

 

まとめ

今回は、2020年12月15日にDAZNで配信されたJリーグジャッジリプレイ#30の事象についてまとめてみました。

本編とは別に、ACL準々決勝のヴィッセル神戸対水原三星の事例についても紹介しています。

VARの介入により判定が変わった場面となりますので、興味のある方は、動画を確認してみてください。

DOGSO、ハンドについては、これからも議論が激しいとは思います。2021シーズンはVARも導入されますので、いろいろな意見がでることが想定されます。

難しい判定が今後も続くと思いますが、今後も、ジャッジリプレイを拝見しながら勉強していきたいと思います。

参考:本日の用語について

DOGSOとは

DOGSOについては、下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。

関連記事:DOGSO(決定的な得点の機会の阻止)について

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第8条 2.ドロップボールの進め方

  • 次の状況でプレーが停止された場合、ボールはペナルティエリア内で守備側チームのゴールキーパーにドロップされる。
  • ボールがペナルティエリア内にあった、または、ボールが最後に触れられたのがペナルティエリア内であった。
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